2019/06/23

建築士定期講習を受講!

3年に一度の建築士定期講習を受講!

 時が経つのは早いもので、前回の建築士定期講習から早や3年が過ぎました。今回も某資格専門学校の横浜校で先日受講しました。(9時30分から17時30分まで)

 記憶にある方も多いと思いますが、平成17年11月に表面化した「構造計算偽装事件姉歯事件)」は、建築の安全・安心を脅かす大きな社会問題となりました。

 そこで、建築業界に対する国民の不信感を払しょくするために、「建築確認時の構造設計図書の審査の厳格化(構造計算適合性判定制度の導入ほか)」や、「指定確認検査機関に対する監督の強化」、「建築士及び建築士事務所等に対する罰則の強化」、「住宅の売買等の瑕疵担保責任の充実」等の制度改革が法制化されました。

 その一環として、建築設計事務所に所属する建築士は、原則3年以内ごとに、定期講習を受講することが義務付けられたのです。

 最近の建築業界は、姉歯事件のような建築業界内部の問題に対する制度改革もありますが、省エネルギー、低炭素化、シックハウス対策、バリアフリー化(ユニバーサルデザイン)、長期優良住宅の普及など地球環境問題や社会問題に対応するための制度改革や技術革新も日進月歩であり、建築士が負う役割は昔に比べて広範囲でその質・量ともに膨大になってきているのが実状です。

 そのため、一日の定期講習では、一つ一つの内容を詳しく聞く時間はとてもありません。6時間喋りっ放しのビデオの中の講師の話しを理解するのが精一杯です。私のような高齢者建築士には、体力的にもなかなか大変なんですね!その後、考査の試験が1時間あり、これにも合格しなければ受講証明書がもらえないことになっています。この証明書がなければ、建築士としての活動が制限されることになります。

私は、今回で4回目の更新となりますが、今回が最後の更新になるでしょう!?

2019/06/16

年金2000万円不足問題

年金2000万円不足問題」の問題は、官僚の傲慢さと政治家メディアの質の低下!

 この一週間、「年金2000万円不足問題」が政治ニュースのトップを飾っていますが、これは、金融庁金融審議会のワーキンググループがまとめた報告書であって、もっと国民の投資を促すための予算取りのために、担当大臣へ提出したものです。

 これは、現在の投資環境の改善策を提言したもので、これ自体は何の問題もありません。ただし、引用したデータが、誤解を与えるというよりは、予算を確保するために、意図的に、厚労省のデータで都合の良い部分だけを引用した点にあります。

 つまり、自分たちの施策を実現するために、公正さを欠いていようが何であろうがでっち上げるという傲慢な姿勢が官僚の中にに蔓延しているのではないかということです。実は、これは、最も恐ろしいことなのです。
 我々国民は、真実を知るだけのツールを持ち合わせていません。国からこうだと言われれば信じてしまいます。戦時中の大本営と同じです。ですから、我々国民は、このデータを引用したことに怒らなければならないのです。

 また、予野党の政治家達は、選挙のことしか考えておらず、頓珍漢な言い訳や追求を行って、政争の具に利用しているだけという体たらくぶりを、またまた、見せつけています。

 さらに悪いのはメディアで、本質を伏せたまま、視聴率稼ぎのために社会不安を煽り、公正で公平な報道とは遠い存在になりつつあります。

 我々国民は、年金制度に対する不安は確かにありますが、それ以上に、官僚政治家メディアの傲慢さ、体たらくぶりが最も不安です。

2019/06/09

大地震から3年の熊本を訪問

熊本市街地は平常どおり、熊本城は被災のまま!

 2019年6月6~7日、大地震から3年を過ぎた熊本を訪問してきました。すでに市街地は震災前と変わらない様子で、地震の爪痕はほとんど見受けられませんでしたが、熊本城だけは、被害を一手に引き受けたように痛々しい姿を見せていました。

 その雄大で美しい名城熊本城の石垣が1/3も崩落したため、天守閣や多くの櫓が大きな被害を受けました。20年はかかるであろうと言われている修復工事が正に行われていました。

 現在は、天守閣の近くには立ち入れませんが、城彩苑駐車場に車を止めて、法華坂を上り、二の丸広場から、崩れた石垣や長塀越しに大天守閣・小天守閣の修復工事現場(クレーンが2基建っています。)を見ることができます。


 また、城彩苑駐車場に隣接した熊本城ミュージアムでは、修復工事のリアルタイム映像を見られるほか、被害状況などの模型やCGも見ることが出来ます。

熊本城-1 熊本城-2

布田川活断層帯の遺構を見学

 次に、熊本市の東隣りにある益城町に向かい、建築制限が解除されたばかりの益城町被災市街地復興推進地域(約220㌶)の現状を視察しました。現在は、土地区画整理事業により県道沿道の拡幅予定地の一部が収容されているほかは、事業の進捗状況は確認できませんでした。その後、今回動いた布田川活断層帯の一部が震災遺構として保存されているということで、横ずれ断層と縦ずれ逆断層の2箇所を見学しましたが、断層を目の当たりにし、改めて、自然の驚異を感じざるを得ませんでした。

活断層遺構-1 活断層遺構-2

阿蘇大橋架け替え工事が急ピッチで進行中!

 その次に、2020年度の開通を目指している熊本地震で崩落した国道325号にかかる阿蘇大橋の架け替え工事を視察しました。また、いたるところで発生した阿蘇村の法面崩壊箇所も車上から確認できました。

阿蘇大橋 阿蘇法面崩壊

活断層が次にずれるのは、熊本では何千年先か何万年先!
しかし、ほかの地域では、・・・?


 今回ずれた活断層がこの次にずれるのは、何千年先か何万年先かになるとのことから、益城町では、活断層の上に27mの都市計画道路(県道)を都市計画決定しています。都市計画道路の周辺でも区画整理を行い、狭隘道路や行き止まり道路の解消を目指しています。

 今回の地震による恐怖感が残っているうちは、まちづくり(基盤整備)に住民も協力的ですが、もう何千年も活断層が動いていないような地域では、まちづくり(基盤整備)への理解が得られにくいのが実状です。これらの地域を何とかしなければ、さらに、どこかで、また、大きな災害が発生するのは、火を見るよりも明らかです。

 国も地方自治体も、もっと、活断層の位置の周知と基盤整備の重要性の啓発活動を行っていかなければ、さすがに、この国は持たないのではないかと心配になるばかりです。
 
2019/05/17

「なぜ日本製はどれもデザインがダサいのか」の記事に賛同


日本製のデザインはダサい

 PRESIDENT 2019年3月4日号に掲載されていた「なぜ日本製はどれもデザインがダサいのか」 (一橋大学大学院経営管理研究科教授 鷲田祐一氏)という記事を読んで、私も以前から感じていたことなので、大いに納得しました。こういう感性の日本人が増えてくれれば、日本も本当に変わるのだが・・・と、微かな希望の光をみたような気分になりました。

 バブル崩壊後も、日本は、技術革新こそ世界に打ち勝つ唯一の道だと信じて、機能と価格のみ追求してきましたが、今や、世界をリードするほどの製品は車の一部を除いて、ほとんど見当たりません。

 それどころか、バブル以前には、日本にはデザイナーと呼ばれる人たちが各界で活躍していましたが、コストカットの時代になって、真っ先に切り捨てられたため、今では、ダサいデザインの製品ばかりが溢れるようになりました。(当時は、銀座で石を投げると必ずデザイナーに当たると言われたほどデザイナーで溢れていました。)

 そうなった原因は、鷲田教授がおっしゃるとおり、日本企業の経営層には、デザイナーデザインの重要性を理解する人が含まれていないからだとの意見に私も賛同です。30年程前に、初めてアップルコンピュータを見たときのワクワクするような製品でなければ、世界の人々を魅了することはできません。

 私の専門でもある建築都市計画の分野においても、政治家や官僚などにデザイナーデザインを理解する人がいないために、日本は魅力的で計画的な都市づくり、まちづくりができないのかも知れません。いや、絶対にそうです!

2019/05/01

「令和」は新しい時代か?

新元号で大騒ぎする日本人の何と多いことか!

 4月30日から5月1日にかけて、マスコミをはじめとして、普段天皇に何の興味も示さない若者までが新しい時代の幕開けと称して夜通し大騒ぎをする光景を目の当たりにして、一体、どういう理由で新しい時代が来るのか、昨日と今日で何が変わったというのか、私には、全く理解できませんでした。

 「令和」は、新しい時代ではなく、新しい天皇が誕生したに過ぎないのです。新しい時代は、私達自身が変わらなければ、絶対に来ないのです。

 日本人は本当に形式に左右されやすく、論理的思考の苦手な民族だと改めて感じたと同時に、この有り様では、真に新しい時代などほど遠いのではないかと、少し落胆させられたような複雑な気持ちになりました。

 新天皇の即位という国事にあたって、マスメディアのなすべきことも、象徴天皇のあるべき姿やその将来について、改めて議論を呼び起こすことであり、祝賀行事やイベントを長々と垂れ流すことではないと思います。

 この二日間、こんな風に感じたのは、私だけでしょうか?

2019/04/11

日本社会に活気がないのは向上心が薄れたから!

日本企業の人事異動は何のため!

 新年度を迎え、人事異動や新入社員が入り、組織体制が一新されますが、例年思うことは、何のための人事異動なのか、私には理解できません。

 単に3年経ったからという理由だけで、全国各地の支社や営業所に異動させます。その引っ越しの費用や歓送迎会が経済効果をもたらしていることは否定しませんが、日本人一人当たりの生産性の低さは先進国の中でも最低と言われ続けているにもかかわらず、人事異動により、しばしば業務が停滞し、無駄な時間と労力が失われているのです。しかし、長年、ほとんどの企業で実施されてきました!

人事異動は人を育てる?

 よく耳にする理由としては、「長く一つのところに居ると活力が失われ、ときには、悪さをする恐れがある。いろいろな地域でいろいろな職種を経験することが、その人間を一まわりも二まわりも大き育てることになる。」などと言っている人がいますが、ほんとうにそうでしょうか?

チェック機能が働かないことが日本の最大の欠点!

 悪さをさせないためには、役員も含めてチェック機能が働いているかどうかであって、人事異動があるかないかではないと思います。NISSANゴーン事件を見ていてもそうですが、チェック機能が働かなかったことが原因ではないでしょうか。

向上心のみが人を育てる!

 また、人を育てるのは人事異動ではなく、本人が向上心を持っているかどうかだと思います。日本人は、大学でもあまり勉強をせずに就職活動ばかりに熱心で、社会人になっても漫画は読むがほとんど勉強はしないという人が多いのが実状です。

社会の活気は人々の向上心から産まれる!

 これでは、日本社会に活気が失われても仕方がありません。こんな学習意欲のない先輩達ばかりを見ていては、才能のある新入社員も埋もれてしまいます。若者に生気を感じないのは、私だけでしょうか?

2019/03/09

第27期マンション管理-定期総会

第27期(2018年)定期総会
 第27期定期総会(※今期、私は無役)は、2019年2月24日に開催しました。出席者10人・委任状2人の計12人/14人、議決権27/34、それぞれ3/4以上で特別決議が審議可能という出席状況でした。理事長が欠席のため、副理事長が議長に指名され、定期総会を開催しました。

・第1号議案(第27期事業活動報告及び収支決算報告)
 管理会社担当者より、本議案に関する説明が行われた後、私が申し上げた次のことを条件に、満場一致で承認されました。

 「一般会計の剰余金については、管理費削減のため、機械式駐車場の撤去、水道管の直結等の工事を、修繕積立金の取り崩しにより行った成果であることから、修繕積立金へ戻すべきお金です。次期総会において、実行することを確約してほしい。」

 <今期の主な活動>
 ①スーパーライフとの定例協議会を開催し、改めて改善してほしい事項を要求
 ②植栽保守において、今期も計画的に植替えを実施
 ③臨時総会を開催し、マンション保険の契約更新を実施
 ④予定の消防設備不具合箇所の改修工事を実施
 ⑤予定の竣工図面の電子化を実施
 ⑥例年とおり雑排水管洗浄工事を実施
 ⑦防災用の吸水土嚢の新規購入及び保存水の入れ替えを実施
 ⑧管理委託契約更新について検討
 ⑨共用散水栓の無償化、防犯カメラの更新について検討 等

第2号議案(管理委託契約更新の件)
 当マンションは、新築当初から管理委託費の値上げを認めずに,業務内容の見直しにより、管理委託費を低減してきました。しかしながら今回ばかりは、清掃業務費等の最低賃金の値上げに伴い、管理会社から2000円/月の値上げ申請がありました。

 質疑応答を経て、審議を行った結果、満場一致にて承認されました。ただし、10月に消費増税も予定されていることから、さらに管理委託の業務内容の見直しや、管理費等の値上げも含めて検討していくことを申し合わせました。
 
第3号議案(改正宅建業法に伴う管理規約改正及び共用に係る建物状況調査に関する細則策定の件【特別決議】)
 宅地建物取引業法(宅建業法)の改正に伴い、各戸(部屋)において、売買を希望する場合は、売主又は購入希望者による建物状況調査(インスペクション)が義務化されました。その際、管理組合に対し、調査に関する許可申請等が必要になることから、規約の改正及び許可申請等の細則の策定について、提案されたものです。

 私から、「調査に伴い共用部分に損害を被った場合、申請者がその責を負うことになっていることから、申請者は、売主と購入希望者のどちらも可ではなく、管理組合が請求できるのは、面識のない購入希望者ではなく区分所有者とすべきではないか?当面(次期)は、「申請者は区分所有者に限る。」として運用を開始し、次期総会において、改めて、検討してはどうか?また、調査の際の立ち合いについて、管理会社が有償で行うことになるのであれば、それも明記してはどうか?」と提案し、審議を行った結果、私の提案のとおりの条件付きで承認されました。

第4号議案(給水管改修工事実施時の注意事項及び1階住戸テラス散水栓の取り扱いの件)
 これは、当マンションも築年数の経過に伴い、専用部分の給水管等の交換工事が発生するようになり、その際、建物構造体を傷つけないようにするための注意事項を取りまとめたものです。また、1階テラスにある散水栓(専用使用)の交換工事は、費用的に過分となることから、共用部分の散水栓の使用を認めることにし、なおかつ、共用部分の水道の使用量が基本使用量に比べてかなり余裕があることから、共用部分の散水栓の使用については、全て無償にするというものでした。

 質疑応答を経て、審議を行った結果、満場一致で承認されました。

第5号議案(第28期事業計画及び収支予算の件)
 議長の指名により管理会社担当者より、本議案に関する説明が行われました。説明の後、特に質疑等もなく、採決を行った結果、満場一致で承認されました。

第6号議案(第28期役員選任の件)
 当マンション管理組合の役員は、輪番制で任期は2年となっていますので、これに則り、候補者を指名し、全会一致で承認・了承されましたが、次期理事の一人の意向が不明であることから、理事長の選任は後日となりました。 
 
 私から、「この10年程、理事会において、先送り事項が増えているように感じます。理事会は、年6回(1回/2月)と定めている訳でなはいので、できる限りその期の理事会で結論を出すようにお願いします。」と意見を言わせていただきました。

報告事項(その他)
 ある組合員より、カラス対策(カラスネットの代替案)に関する検討結果を求められましたが、現状(カラスネット)より運用的にも経済的にも良い案が見つからないとのことで、今年も、カラスに悩まされることになりそうです。

 また、ある組合員より、「駐車場を使用しているが、高齢になり、いつまで運転できるか?(いつまで駐車場使用料を払えるか?)・・・組合の会計に影響を及ぼすことから、皆さんに迷惑をかけないかと案じています。」
 さらに、「以前外壁からの漏水で組合に迷惑をかけたましたが、また、シールが劣化してそのようなことが起きないかと心配しています。」との報告、意見がありました。

 そこで私から、「それは致し方ないことで、駐車場料金が減収となれば、秋には消費増税もあり、管理委託の業務内容の見直しのほか、管理費の値上げについても検討する必要があります。また、大規模修繕については、修繕積立金の残高と劣化との競争の状態で、何もないことを祈るのみです。2022~3年頃には実施しなければと思います。」と申し上げました。

 以上で第28期総会を終了しました。
 2時間以上に及び、皆さん、どうもお疲れ様でした。

2019/02/25

新しい時代に向けて

「日本の常識は世界の非常識」

 2019年も明けて2か月が過ぎようとしています。太平洋側では、穏やかな晴天の日が多いですが、日本海側では、厳しい寒さが続いているようです。雪崩などの災害が起きなければ・・・と案じています。

 また、今年も各地で、断続的に地震が発生しており、大地震に至らないことを願っています。

 2019年(平成31年)を迎えて、事あるごとに、「平成最後の・・・」というフレーズを耳にすることが多くなり、そのボルテージも次第に増してきたように思います。そこで、新元号・新時代を迎えるにあたって、以前から、「日本の常識は世界の非常識」と言われていたことを思い出し、改めて考えてみました。

 その理由は、バブル崩壊後30年の長い間、日本が閉塞状態なのは、そこに原因があるのではないかと思ったからです。また、パワハラ、セクハラ、いじめ、虐待、過労死などのハラスメントが日本人に多いのも、同じ原因ではないかと思ったからです。

 日本の常識の多くは、いまだに統治者(管理者)側に都合の良い封建時代の思想が根底にあり、我々国民は、それに巧く洗脳され、受け継いできてしまったのではないでしょうか。

世界でも有数の極貧国家

 日本は、江戸時代までは、1割にも満たない武士や公家がこの国を支配し、一般庶民は、自らの権利や自由、平等を訴えたこと(デモクラシー運動)など一度もなく、長い間、農耕中心の貧しい生活に耐えてきた世界でも有数の極貧国家であったわけです。

 明治になって、武士の身分はなくなり、欧米の思想が入ってきましたが、今度は、薩長主体の新政府が掲げた「世界の一等国入り」という野望のために、「富国強兵」の基、「世界侵略構想」によって、さらに、国民は虐げられたのです。結局、この時代もデモクラシー運動は市民権を得ることはなく、その結果、・・・太平洋戦争へ、・・・結局、敗戦です。

形式だけの民主主義

 戦後は、焼土化した国土で、国民は飢えと闘いながら生きるために働きました。そしてGHQは、世界戦略上、日本を資本主義(西側)陣営に取り込むため、民主主義を強要し、そのおかげで日本人は、主権や自由、平等を手に入れることができたのです。勿論、私達が勝ち取ったものではなく、米国から与えられたものです。ときの政府も、真に民主化を望んでいたわけではないでしょう?天皇制と明治時代からつづく官僚制が保持できれば良かったのでしょう?そのためか、残念ながら日本は、魂のない、形式だけの民主主義国家になったのではないでしょうか!

日本の民主主義国家は錯覚!

 我々国民も、与えられた権利であり、与えられた自由、平等であることから、その価値や真の意味を深く理解することもなく、朝鮮戦争を踏み台にし、資本主義による高度経済成長を成し遂げ、日本人は世界一優秀な民族などと、政府や官僚、財界人から煽てられ、いい気になっていた時代が昭和だったのではないでしょうか。そして、いつしか日本は、真の民主主義国家だと誰もが錯覚するようになっていったのです!

人間関係を重んじる欧米人
上下関係を重んじる日本人

 そのため、いまだに統治者(管理者)側にとって都合の良い上下関係の礼節を美徳とする思想や慣習が、政治・経済・文化・スポーツなどの各分野に、日本の常識として根付いていることに気付かないでいるのです。これらの思想や慣習が無意識のうちに身体に染み付いていて、変だとは思わないのです!これらのことが原因となって、人間関係を重んじる欧米の常識と、上下関係を重んじる日本の常識とでは、油と水のように馴染まないのではないでしょうか。

 上下関係を美徳とする日本のシステムとしては、茶道や華道、日本舞踊などの家元制度が真っ先に挙げられますが、歌舞伎や落語などの演芸、大相撲やプロ野球、高校野球などのスポーツに至るまで蔓延っています。しかしながら、日本人はそれらの業界が好きで好きでたまらないのです。また、その上下関係は、一般社会にまで浸透しており、「お客様は神様です!」とか、「長い物には巻かれろ!」とか、民主主義にあるまじき格言が、いまだに言われつづけています。同様に一般の企業でも、上下関係の管理を優先するあまり、実のある働き方改革が進まないのではないでしょうか。スポーツ界での体罰もそうだと思います。

目覚めよ!「九州男児」&「京都人」

 特に、上下関係の好きな人種は、「九州男児」と「京都人」だと思います。明治新政府は、その「九州男児の薩摩」と「京都の公家」が合体した組織であることからも、日本の近代化は、如何にが封建的、保守的であったかうかがい知ることが出来ます。九州男児は、いまだに「男尊女卑」の思想が根底にあり、生っ粋の京都人は、見栄っ張りで格式を重んじ、直接的に物を言わない(遠回しに嫌味を言う)など、現在でも、その性格を引きづっている人が多いようです。この人達が、近代以降の日本社会に悪影響を及ぼし続けているのではないかとさえ感じます。

勇気ある連鎖のデモクラシーが必要!

 日本が、真の民主主義社会となるためには、社会的、経済的地位よりも、個人の尊厳や人格を大切にする社会になることが求められており、そうでない限り変わらないと思います。誰もが勇気を持ってデモクラシーを促し、それが連鎖となって広く浸透していかない限り、法制度だけを変えても変わりません。現在の日本の常識がデモクラシーか否か、一つ一つ突き詰めて考える必要があります。 政治デモクラシー、経済デモクラシー、働き方デモクラシー、スポーツデモクラシー・・・各分野において変わらなければ・・・!

2019/02/03

深刻なインフラの老朽化

インフラモニタリング技術シンポジウに参加

 一昨日(2/1)は、CPD(継続研鑽)も兼ねて、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)主催の「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」(平成26年度~平成30年度)における「NEDOインフラモニタリング技術シンポジウム」を拝聴してきました。なんと、朝9時30分から夕方5時までの6時間近くにも及ぶ長い々報告会でした。

日本は深刻なインフラの老朽化が進行中‼

 最近では、イタリアでの落橋事故などがテレビで報道されたことから、日本でもインフラの老朽化が話題になりましたが、これは、他国の問題ではなく、特に日本では、どの国よりも待ったなしの状況にあります。

 しかし、インフラの保守メンテには、莫大な費用・時間・労力が必要になることから、特に財政の厳しい地方自治体では、点検すらできないのが実態です。

 そこでNEDOが、インフラの維持管理・更新に欠かせない点検・調査に関する効率化・省力化・定量化を目的として、公募により大学や民間企業の参画を受けて、5年計画で調査・研究・開発を行ってきました。そして、IOT・AIを活用したインフラのモニタリング新技術を開発し、実用化に向けてその成果を公表したものです。当然、このプロジェクトには、国税が投入されています。

  政治家が、選挙の票にならないインフラの保守メンテなど地道な施策には後ろ向きで、国民の関心の高い箱物公共事業にばかり熱心なことが、このような事態を招いているのです。言い換えるならば、我々国民が、このような事態を引き起こしているとも言えるのです。

 このプロジェクトは、遅まきながら、とても重要な研究開発です。しかし、これが実用化されても、残念ながら、全ての課題が解決されるわけではありません。これまでの目視による点検・調査に比べて、効率性やその精度は格段に上がりますが、どのインフラのどの箇所をモニタリングするのか?また、このデータを有効的に活用する仕組みづくりは?さらには、コストの縮減となる計画的なメンテ工事の手法は?、その財政支援は?などなど、いろいろな問題が山積されている状況です。

 日本は、戦後、国民への公平な行政サービスを基本方針としてきたため、公共事業は、品質や機能性・デザイン性は後回しにされ、広い地域と各分野にばらまかれてきました。そのため、品質の低いインフラ(公共事業)が数多く造られ、そのうえ、維持管理などは軽んじられてきたことから、老朽化したインフラで溢れる事態になっています。今の老齢な政治家達では、この状況からは抜け出せないでしょう!若い世代の奮起に期待するしかありませんが、せめて、これから造るインフラについては、恒久的で、メンテも予算に含めた事業計画であることを望みます。

東京タワーはいつまで見られるかなあ・・・⁉

2019/2/2東京タワー

 そんなこんなを考えながら、モニタリング新技術のスライドに目を凝らして見入っていました。シンポジウムが終わって外に出ると、目の前には東京タワーがそびえ建っていました。そう言えば、このタワーも50年を過ぎているのだと思い、久しぶりにまじまじと眺めていましたら、下層部分では足場が組まれて、正にメンテ工事が行われていました。さすがに東京のシンボルは違うなあ!しかし、どこにでもあるような橋やトンネルは、こうはいかないだろう?と、複雑な心境になった次第です。

2019/01/03

今年も鎌倉三社参り

2019年 明けまして おめでとうございます

2019我が家の正月飾り
2019 我が家の正月飾り

 今年の関東地方は、三が日とも快晴に恵まれ、恒例の鎌倉三社参り(祈願)をしてきました。今年の3月に、WELBOX主催の「北条氏政権の時代を歩く」「鎌倉北条氏100年―その盛衰を歩く―」というイベントに参加して以来の鎌倉でした。
 一社目は、当然、鶴岡八幡宮です。旧年中のお礼と今年の健康・安全・無災害を祈願してきました。次に、銭洗弁財天に向かい、投資開運を祈願し、その次に、佐助稲荷神社を参拝してきました。

2019鶴岡八幡宮初詣 2019銭洗弁財天初詣 2019佐助稲荷神社初詣
2019初詣 鶴岡八幡宮鎌倉
2019初詣 銭洗弁財天
2019初詣 佐助稲荷神社

 朝早く出かけたおかげで、あまり混雑に巻き込まれることもなく、初詣方々、大好きな鎌倉を散策してきました。「さすが鎌倉!」と感心するモダンな板張りの木造り住宅や打ち放しコンクリート住宅が新たに建築されているのを発見し、「やっぱり、鎌倉はいいなあ‼」と自分の街でもないのに幸せな気分になりました。

2019正月 鎌倉の木造り住宅
2019正月 鎌倉の木造り住宅

 しかし、古都保存法の「歴史的風土特別保存地区」でもある鎌倉と言えども、竹垣などが少しずつ姿を消し、「古都」の風情が失われつつあるように感じ、一抹の不安も覚えますが、※鎌倉三大洋館の一つといわれている「古我邸」の保存利活用や、「鎌倉歴史文化交流館」の新築などを拝見し、多いに期待を持って、これからも歩ける限り「鎌倉」を散策したいと感じた初詣でした。
※鎌倉三大洋館 : 鎌倉文学館(旧加賀藩前田家当主別荘) ・ 旧華頂宮邸 ・ 古我邸(日本初のカーレーサー「バロン・古我」)

2019正月 旧古河邸    2019正月 鎌倉歴史文化交流館
2019正月 古我邸(現在は、フレンチレストラン&ウェディング)
2019正月 鎌倉歴史文化交流館