2016/12/20

私が選んだ今年の漢字は「再」と「欠」

 公益財団法人日本漢字能力検定協会主催による「今年の漢字」1位は「金」ということでしたが、私が選んだ今年の漢字は、「再」と「欠」の二文字です。

 「再」を選んだ理由は、東京オリンピック関係において、新国立競技場の「再設計」、競技会場の「見直し」、エンブレムの「再選考」となったことや、その他、豊洲市場への移転計画の「見直し」などもあり、「やり直し、見直し」の1年であったことからです。

 次の、「欠」という漢字を選んだ理由は、いずれも決定プロセスが不透明で合理性に「欠」けており、管理能力の「欠如」が原因ではなかったかと思ったことからです。

 また、長時間労働やブラック企業、優生主義による大量殺傷事件やいじめ問題なども大きな社会問題として報道されましたが、その根幹にあるのも、法律や制度の「欠陥」もありますが、私たち国民の心の「欠如」が原因ではないかと思ったことからです。

 それは、相手や周りの人のことを「思いやる心」であったり、自分の取った行動で、そこに係わる人がどんな思いをするか想像する「広い心」が「欠如」しているのではないかということです。

 日常生活においても、横断歩道で一時停止しない車、歩道をブッ飛ばす自転車、宅配便の指定時間を無視して再配達を平気で依頼する人、閉まりかけても駆け込み乗車をする人、店員や駅員などの弱い立場の人に無理難題、暴言や暴力を振るう人など、例を挙げるいとまがありません。我儘放題で自分のことしか考えなくなった日本人に、恥ずかしさと将来への不安を感じます。

 それとも、もっと何か大事なものを日本人は失いつつあるのか、考えさせられる今日この頃です。

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