2016/07/24

町内会行事と騒音

昨日は、バブル崩壊後始まった(復活?)と思いますが、町内会主催の盆踊り大会が開催されました。今日と二日間開催されますが、昨日は、例年にも増してスピーカーの音量が大きくあまりにうるさかったので、音量を下げるよう要請しました。さて、今日は、どうなりますか?
私の住む地域のイベントは、秋祭りと夏の盆踊りですが、いずれも、バブルが崩壊するまでは途絶えていたように思います。首都圏の住宅地ですから、高度成長期からバブルが崩壊するまでは、個人のレジャーが優先され、人口は増加しても町内会の行事に参加する人は激減していたと思います。秋祭りなどは、商店街のスピーカーからテープのお囃子がかすかに流れていた程度で、神輿は担ぎ手がいないため、軽トラックに神輿を載せて巡回していました。盆踊りは全く行っていなかったと思います。
ところが、バブルが崩壊してから、太鼓と音響を使っての盆踊りが始まり、秋祭りで神輿が町中拡声器のかけ声で練り歩くようになりました。商店街と町内会の活性化が主な目的だと思います。しかし、商店街の約半分は、店(業態)が入れ替わり、空き店舗と空き地が増え、活性化には程遠い状況です。増加する一方のマンションは、基本的に町内会には加入しません。
SNSやブログで、盆踊りや花火大会、祭りの騒音について、「うるさくて迷惑だ」と訴える人に対して、「昔からの地域の恒例行事だ。二、三日の辛抱ができないのか。いやなら、引っ越しすればいい」などと、過激な反応をする人がいます。
しかし、「昔からやっている行事だから」とか、「風情がある」とかの理由で、太鼓と音響を使って大騒ぎすることが、現在の社会通念上許されることなのでしょうか?私は、何でも反対している訳ではありません。その地域や国のアイデンティティを刺激するような伝統的な祭り(例えば、三社祭や祇園祭など)やビッグイベント(東北三大夏祭りや阿波踊りなど)など本当に風情が感じられるものは、その時代にあわせて継承していくことは日本人として大切なことだと思っています。
つまり、町内会が開催するミニイベントは、その地域のいろいろな住民に配慮すべきだと言いたいのです。心と体のバリアフリーが叫ばれて久しい時代、二・三日位我慢しろとは時代錯誤もはなはだしいと思います。その代わり、交通事情の良くなった現代では、その地域、国として重要な祭りやビッグイベントを継承しつつ、規模の大きな広域的なイベントを広域商業地等で充実させ、発展させていくことの方が重要なのではないでしょうか。住宅地には住宅地としての交流の仕方を見直しては如何でしょうか。
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