2014/12/29

私のマンション履歴 大倉山編(13)

<大倉山に引っ越し>

 私たちは、平成3年12月の年の瀬に、半年間の仮住まいを終えて、大倉山の新築マンションに引っ越してきました。年が明けてから引っ越してきた部屋も多く、全戸の明かりが点くまでしばらく時間がかかりました。私は、中野の苦い教訓から「管理は人任せにしない。」と心に決めていたので、自ら名乗りを上げて理事長に就任しました。各階から一人ずつ理事と監事を選任して、5人体制の理事会が発足しました。新マンションの管理組合が活動を開始したのです。

 先ず、私(理事長)は、専有部分は各区分所有者が検査しますが、共用部分は売主まかせで、管理組合として検査していませんので、不具合や瑕疵など共用部分のアフター対応を行いました。例えば、緊急避難用扉の施錠部への解除防止カバーの取り付け、駐輪場建具の施錠部分の改良工事、側溝のグレーティング(蓋)の受け金物の設置など、販売会社と交渉をして改修させました。その他、規約に書かれていないマンション独自のルールを定めたり、各区分所有者が権利と義務を平等に果たすよう理事の輪番制を定めました。(勿論、総会決議を経ています。)

 一番重かったのは、1階の区分所有者が、「半年後に完成した隣接マンション側から侵入される恐れがある。」と訴えて来たことでした。販売会社との交渉を管理会社にさせていましたが、なかなか対応しないことに業を煮やして、販売会社の本社まで押しかけ、感知器を直ちに設置するよう担当部長に直談判したことです。

 また、入居時の手直し工事のトラブルから、販売会社(T社)グループ企業に腹を立てた区分所有者が、管理費を数か月払わないという問題が起きました。直接、私が出向いて、「管理費は、我々管理組合が管理会社(TK社、T社グループ企業)に委託して、区分所有者の皆さんから徴収している我々管理組合のお金であることを説明しました。たとえ管理会社がT社グループ企業であっても、管理費については販売会社とは無関係なので誤解しないように!」といさめました。当時、管理費は管理会社の口座に振り込んでいたので誤解したようでした。(現在は管理組合の口座に振込んでいます。)その後、直ぐに入金があり、以来23年間、当マンションは管理費の未納は一円たりともありません。

 区分所有者の多くは、建築がわからないからとマンション管理を人任せにしがちです。また、管理会社が全てやってくれるものと勘違いしている人や、ホテル住まいと混同しているのでないかとさえ思う人がいます。しかし、自分たちの資産は自分たちで知恵を出し合って守っていかない限り、誰もしてくれないのです。このことを、折に触れ、総会などでも話をするようにしていますが、所有者が入れ替わる部屋も少なくなく、隅々まで浸透しないのが残念でなりません。今後は、高齢者(自分も含めて)が増えてきますから、そちらの対策も必要になってくるでしょう。

 私は、これまで、このマンションの資産価値を維持するために、いろいろな改善策を提案し、実行してきました。それについては、「我がマンション管理組合」において、後日、記事にする予定ですので、またお読みいただければ幸いです。一先ず、「私のマンション履歴」はこれにて終了いたします。

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