2020/10/24

上杉鷹山所縁の史跡を訪ねて(その2)

旧米沢高等工業学校本館(現山形大学工学部)を見学

 今回の旅は、上杉鷹山公所縁の史跡を訪ねるものでしたが、上杉博物館となっている伝国の杜、鷹山公が隠居後に住んだ「餐霞館(さんかかん)」の遺跡を見て廻った後、上杉家御廟を参拝する前に、ルネッサンス様式を基調とする木造2階建で国の重要文化財に指定されている『旧米沢高等工業学校本館』を見学しました。

 旧米沢高等工業-1  旧米沢高等工業-2

 『旧米沢高等工業学校』は、染織産業の長い歴史を持つ米沢市が、明治後半、全国各地で高等工業高校の誘致運動が盛り上る中、「染織学科を主科目」とする官立の高等工業高校の創設を誘致し、設立したそうです。本館は、現在、山形大学工学部の資料館として一般に公開されており、その雄姿を見ることができます。正しく100年建築です!\(^o^)/
 ただ残念なことに、新型コロナ感染予防のため、内部(展示室)の閲覧は、叶いませんでした。

旧米沢高等工業-3  旧米沢高等工業-4

 『旧米沢高等工業学校本館』の建物は、北面の正面玄関から両翼100メートル近い大規模なもので、屋根は寄棟造り、中央正面の両袖に尖塔屋根、中央玄関に車寄せがあり、華麗でバランスの良い洋風建物です。外壁は下見板張り、屋根の中央部分はスレート葺き、両翼は桟瓦葺きです。この建物は、明治後半に建設された一連の高等工業高校の遺構として、学校建築史上でも貴重なものだそうです。なかなか見応えのある素晴らしいw( ̄o ̄)w建物です。木造なので維持管理は大変だと思いますが、活用しながら末永く保存していただきたいものです。

 旧米沢高等工業-5  旧米沢高等工業-6

名 称 : 旧米沢高等工業学校本館
竣工年 : 1910年(明治43)
所有者 : 国立大学法人 山形大学
設計者 : 中島泉次郎
構 造 : 木造2階建、1部平屋建
指 定 : 国指定重要文化財


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