2019/07/15

「タテ社会」日本!

タテ社会」の日本風土

 私の勤務する会社でもそうですが(おそらく日本全体がそうだと思います。)、日本は「タテ社会」といわれるように、上層部から下にほとんど何の説明もなく納得させようともせず、命令・指示に従うことが当たり前という風土や行動様式がずっと引き継がれてきました。

 これは、「所得倍増」の下、がむしゃらに頑張れば良かった時代にはそれなりに良いシステムであったかも知れませんが、低成長時代にあっては、まして、グローバル化生産性の向上働き方改革などが叫ばれるようになった今日では、このことが障害となって日本が長らく低迷している原因になっているのではないでしょうか。

十分な説明により納得させることが肝要!

 これまで日本が外交下手なのは、江戸時代に300年近くも鎖国をしていたこと、国境のない島国であること、諸外国と文化や言語の違いが大きいこと、が原因だと私は思ってきました。

 ところが、最近の日韓関係を見ていて、「タテ社会」の日本風土が外交上の障害になっているのではないかと思えてきました。勿論、韓国人の日韓併合時代の日本に対する不信感が根底にあって、しかも、感情的な韓国人の国民性が助長していることが要因であることは否定しません。

 企業同様に、官僚においても意見を戦わせることを避けてきました。外交交渉においても、相手国に対して十分な説明により納得させることを心掛けているのでしょうか?無用な誤解を与えているのでは?海外メディアや国民に対しても十分な説明を行っていないのでは?・・・甚だ疑問に感じます。特に、先進国以外の国々に対しては、上から目線で対峙しているのではないでしょうか?

自由にものを言える風土とガバナンスに優れた指導者が必要!

 日本社会では、意見を戦わせるのはタブーであって、株主総会や取締役会などでさえも会議が形骸化し閉ざされたものとなっています。最近、いろいろな業界で検査などの不正が蔓延しているのは、達成目標を強要するだけの経営者の下で、自由に意見の言えないことが最大の原因になっているのではないでしょうか。

 日本社会が息苦しいのは・・・、日本人の生産性が低いのは・・・、日本人の決断・行動が遅いのは・・・、新入社員が3年以内に3割退社するのは・・・

一 上層部からの命令・指示があるまで事を進められないため
二 上層部に自由にものを言える風土がないため
三 上層部にガバナンスに優れた人材が少ないため

 すべて「タテ社会」が原因だと思いませんか?!

 命令・指示系統が一方通行の社会は、衰退し、不正が蔓延し、民主主義は崩壊します‼
 そうならないようにするには、「自分の意見をしっかりと持ち、言う勇気をもつことです。」と、自分自身に言い聞かせています。

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