2018/09/17

変わらないスポーツ界の構造と日本社会の構造!

ハラスメント大国日本!

 エリートを除く多くの日本国民は、経済的、社会的地位の高い階層から、さまざまなハラスメントをいまだに数多く受けています。その際立った事件・事象が、昨今のニュースの見出しとなって溢れているのだと思います。例えば、「ブラック企業」、「ワーキングプア」、「長時間労働」、「過労死」、「女性差別」、「非正規雇用」、「障害者雇用水増し」、「子育て支援のない社会」、「働き方改革」、「セクハラ」、「パワハラ」etc、挙げれば枚挙に暇がないほどです。

与えられた人権!人権よりも経済優先!

 しかし、これらの主な原因は、共通のことが根っこに横たわっているのではないかと思います。それは、日本人は欧米人に比べて、民主主義の根源である「自由・平等・人権」に対する意識が低いからだと思います。戦後、アメリカから与えられたためか、真に理解を深めることもなく、その大切さを意識しないまま、経済発展のみ国の進むべき道として、国民全員がやり過ごしてきたからです。したがって、底辺にあるものの考え方が、封建時代(戦前)から抜け出せないでいるのです。

欧米人は人権を何よりも優先!

 欧米人は、18世紀に革命を起こし、王制である封建制度を打破し、人間が生まれながらにしてもっている自由と平等の権利と社会的差別からの解放を勝ち取った歴史があります。今もなお、人権に対しては一歩も譲ることなく、世界の国々に対しても厳しい目を向けている人々が数多くいます。日本人には、そういう歴史がありません。

スポーツ界の構造は、封建時代そのもの?

 昨今、日本のスポーツ界で露見しているパワハラ問題は、スポーツ界の組織構造が封建時代のピラミッド構造と似ていることを思えば、起きても何の不思議もありません。しかし、スポーツ界の歪んだ構造は、スポーツ界の特殊性もありますが、一般社会においても、随所に封建時代の名残として存在しているように感じます。そのことが根底にあって、冒頭に掲げたような諸問題を引き起こしているのではないかと思います。「君の代わりはいくらでもいるよ!」などと言っている(思っている)トップの多い日本では、いまだに封建時代に浸っているのではないか!と唖然とすることが多々あります。

組織(国・社会・企業)よりも、人権を優先させる意識改革が不可欠!

 日本は一見すると、民主主義で自由・平等の平和国家のように見えますが、果たして、本当にそうでしょうか?確かに、立憲民主主義であり、法治国家ではありますが、いろいろな法律(規制)や制度などを決定する際の考え方のベース(優先する)にあるのは、いつも国家優先であり、社会優先であり、企業優先であるように感じます。個人の自由・平等・人権などは後付けであって、そう見えるように取り繕っているとしか思えません。しかし、この問題は、我々国民が意識を変えない限り、法も、制度も、政治家も、官僚も変わってはくれません。

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