2017/08/13

豊洲市場騒動は、一体、何だったのか!

結局、地下の土間をコンクリ―トで覆うだけ!

 あれだけ世間を騒がせた豊洲市場騒動は、一体、何だったのか?都民、国民は理解しているのだろうか?都知事が、騒ぐだけ騒いで、ほとんど利益のないまま、税金と時間だけが無駄に費やされました。

 結局、都知事が行ったことは、地下に流入する雨水を遮断するため、土間をコンクリートで覆うことくらいで、土壌汚染対策は基本的に何ら変わっていません。私も最初から、何故、床を造らなかったのか疑問に思っていましたが・・・。

 現在、土壌汚染対策として有効な方法は、①汚染された土壌を全て入れ替える ②汚染された地下水が地表や周辺の土地に流出しないよう遮断する(封じ込める)ことしか基本的にありません。豊洲の場合は、②を選択した訳ですから、地下水を調査すれば、汚染物質が検出されのは当然のことです。そのことを問題視し、ここまで移転を延期してきた訳です。

都知事の本当の目的は何だったのか?都議会の主導権争い?

 元石原都知事時代に、東京ガスから、ひどく汚染されていることを十分に知りながら、高額の土地代を払い、本来、土壌汚染対策費は売主が負担すべきところを、何故か都が負担していることから、そこに何らかの不正があると疑念を持ち、元石原都知事一派を追い詰め、都議会の主導権を奪おうとの狙いがあったのではないかと思います。

都に築地の再開発ができるのか?

 しかし、追及しきれずに、移転の延期に伴う多額の補償費と多額の管理費のみが残りました。ただし、都知事の賢いところは、落としどころに、築地の再開発を加えてきたことです。築地の土地は売却するものと思っていた多くの関係者を驚かせ、何となく、築地も豊洲も活かせるのではないかという空気を醸成し、自分への批判をかわしました。それ故、都知事率いる「都民ファースト」が、都議選でも大勝利を収めたことは記憶に新しいところです。

 本当に、都に築地の再開発など行う能力が存在するのでしょうか?今回の、一連の都の職員の対応を見ていても、とても、ガバナンスが整っているとは思えません。また、第三セクターなどを見ていても、都に経営能力があるとも思えません。都は、単なる地主でいた方が良いのでは?一切の計画・運営は民間に任せるべきではないしょうか?

今後とも築地に注目を!
 
 東京オリンピック・パラリンピックに向けて、必須とされている環状2号線の整備が、暫定ですら間に合うかどうかという大きな問題となっていますが、そこには、築地市場の解体時期が重大な影響を及ぼします。間に合わせるためを理由に、これまでと同様、問題の本質がすげ替えられ、今度は、築地が豊洲に化けるのではないかと不安に感じます。都民は勿論、東京で生活する我々としても、今後とも、築地から目が離せられません。

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