2017/07/16

第26期マンション管理(平成29年)-(2)

<第26期マンション管理>2017年-(2)

●第26期第2回理事会(平成29年7月2日)開催(※今期、私は監事です)

①保守メンテ
 ・植栽保守会社の作業について
 「平成29年5月24日、25日の日程で、新規の造園会社による植栽管理作業が行われた。これまで行っていた作業が一部実施されていなかったため、6月23日に手直しを行った。また、自転車置場通路付近の植え替えを行ったレッドロビンについて、枯れかかっているため、様子を見たうえで、必要に応じて植え替えを行う。」と、管理会社より報告がありました。今回(初回)の問題点は、作業内容と見積内容とが食い違っていたほか、管理組合の本意が造園業者に十分に伝わっていなかったことが原因であるため、通常、実施する作業内容と費用とを、再度、確認し合うこととしました。その上で、今後、ときの理事会において、追加作業の内容について検討し、将来を見据えて計画的に美化を図っていくこととしました。

②修繕工事
  今回は、特にありませんでした。

③管理委託
 ・空き駐車場
 問い合わせのあった外部利用者について、「見送られた」との報告が管理会社よりあり、空き駐車場は、引き続き来客用として使用することとしました。

 ・専有部分の排気ダクト清掃
 キッチン等の排気ダクトの清掃について、管理会社より専門業者の案内がありましたが、作業の信頼性を確認するため、その施工方法や実績等の情報収集を管理会社へ依頼しました。その結果を確認したうえで、管理組合として居住者に紹介、あっせんするか判断することとしました。

 ・個人情報保護法の改定
 平成29年5月に「個人情報保護法」が改定されことに伴い、規模の小さいマンション管理組合も個人情報取扱事業者となるため、管理規約に伴う申請書類等の見直し(案)を管理会社へ依頼しました。、次回総会に諮り、改定することとしました。

 ・マンション保険の更新について
 平成30年9月25日、現契約のマンション保険が契約終了しますが、保険料が大幅に値上がりしている社会情勢から、現契約と同程度の保険内容とした場合、保険料が約3倍となることから、条件の見直しや、他の保険会社の資料収集を管理会社へ依頼しました。次回理事会以降、検討を重ね、次回総会を目途に審議を諮ることとしました。

④その他
 ・スーパーライフ協議会開催
 今年度も、理事会の冒頭、スーパーライフ(店長・副店長)との協議会を開催しました。
 <こちらからの意見・要望 >
 1)当マンションとライフ間の道路の駐車禁止の掲示保持に努めるここと
 →風対策等別途検討する
 2)同上道路において、来店者、宅配業者等による駐停車が無くならない。注意喚起を徹底すること
 3)開店前に、近くの工事作業員らしき車輛が同上道路より入場していた。入場できないよう物理的対策を検討すること
 4)植栽管理業者の車輛も同上道路より入場していた。管理を徹底すること
 →関係者の指導を徹底する
 5)ライフより、ビニール袋やトレー等のゴミが飛散してくる。対策の再検討をすること
 →人を増員して対応する
 6)来店客同伴の犬の鳴き声による騒音問題について、犬小屋の設置で少しは改善されているような気もするが、まだ不十分である。引き続き、注意喚起の方法や犬小屋の改善等の対応に努めること
 →承知した
 7)早朝の搬入車輛、産廃車両等による騒音が無くならない。十分、指導を徹底すること
 →承知した
 8)来店客の自転車走行について、入出場時も減速しないため、危険に感じる。事故が発生する前に対策を検討をすること
 →承知した
 <ライフからの連絡事項 >
 1)7月22・23日町内会主催の盆踊り大会を実施する。
 →通路上への舞台設営や、音響装置の大音量等は遠慮願いたい。カラオケやビンゴゲームなどの余興は止めるよう町内会と調整を行うこと

 全てがこちらからの要望通りとはならないが、定期的に協議会を開催することで意思の疎通を図り、少しでも生活環境が良くなるよう、今後とも協議は継続していくこととした。

2017/07/01

変わる墓地と建築設計

 日本の国土は変わりませんが、墓地は拡張の一途を辿っております。全国にある墓地の面積は、東京都と同じくらいの広大なものと言われています。一方、核家族化が進んだためか、墓参のいない荒れ果てたお墓が全国で散見されるようになり、大きな社会問題ともなっています。

 そんな中、日経電子版(NIKKEI STYLE)に、「散骨への高まる認知度、薄れる抵抗感」というタイトルで、次のような記事が掲載されていました。

 「墓地埋葬等に関する住民の意識調査」(厚生労働科学特別研究事業)によれば、散骨の認知度について、全体の9割近くが知っているという結果になった。また、楽天リサーチが20~60代の男女1000人に、自身の埋葬方法の希望を聞いたところ、散骨は16.6%と、「先祖代々のお墓」(29.5%)に次いで多く、「自分や家族らが新しく用意するお墓」や「永代供養墓」を上回った。」

 この記事を読んで、散骨希望者でもある私にとっても、期待の膨らむ思いですが、散骨は、現時点においては、刑法上の「遺骨遺棄」などの法的な整理や、信頼できる散骨事業者の育成、粉骨の方法、散骨可能な場所(海・川・山など)あるいは禁止場所の指定、散骨を禁止している一部自治体における条例改正など、まだ数多くの課題を抱えています。これらに対して、国・自治体・事業者・国民が一体となって取り組んで行く必要があると思っています。

 また、日経ビジネスには、「JR新宿駅から電車に揺られて1時間。横浜線片倉駅に降り立って、多摩丘陵の森の中を10分ほど歩くと、視界が急に開ける。「風の丘 樹木葬墓地」。これまで全く見たことがない墓地の姿が、視線の先にあった。」という記事が掲載されていました。

 この芝生と池に覆われた公園のようなお墓は、墓石は一つもないそうです。骨壷が眠るのは芝生の下で、35cm角の区画が割り当てられ、その個別区画に骨壷を埋葬する仕組みだそうです。この芝生の丘が、一つの大きな墓というわけです。芝生の下に骨壷を埋葬する期間は13年か33年で、先祖代々の墓のように骨壷が半永久的に残るのではなく、期間が来たら、その区画から骨壷を取り出し、芝生の別のエリアに設けた合葬墓に移して安置するそうです。

 新しいのは空間だけではなく、この墓地では、水盤を設けた献花台に、花弁だけを切り取って浮かべるのがこの墓地の献花の仕組みだそうです。浮かべた花弁を前に手を合わせ、丘全体にお参りをするという、これまでとは全く異なった斬新な墓地の姿が想像できます。

 この墓地の設計者は一級建築士の女性だそうです。彼女はこれまでにもいくつもの墓地のプロジェクトを手掛けており、そのほとんどにおいて、これまでと比べ物にならないほど人気が高いそうです。建築家が墓地の設計をするなど、これまでの常識では考えられませんでしたが、そこに彼女なりの活路を見出したのではないかという気がします。

 何故、活路かというと、現在の日本の建築設計業界は、バブル期までのように建築デザインが優先された時代は終わり、容積率を緩和された大規模な超高層ビルが中心で、それをこなせる大手建築事務所とスーパーゼネコンに仕事が集中する構造となっています。アトリエ派と言われた建築家たちがデザインを競ったのはひと昔前のことで、今ではほとんど見られなくなりました。彼女が、墓地設計に建築家としての感性を投じたのは、そんな時代背景もあり、そこに活路を見出したのではないかという気がするからです。

 しかし、アトリエ派の建築士たちが活躍していた時代を活きてきた私としては、一抹の淋しさを覚えます。将来、建築界のノーベル賞とも言われる「プリツカー賞」に選ばれるような日本人建築家は、残念ながら、もう出ないかも?