2016/04/30

第25期マンション管理(平成28年)-(1)

<第25期マンション管理>2016年-(1)

●第25期第1回理事会(平成28年4月10日)(※私は、3度目の理事長に就任しました。)

 第24期総会(2/28)において、輪番制に基づき理事に選任され、互選で理事長に就任しました。

①保守メンテ
 ・EV交換工事(ダメ工事)
 2、4階三方枠のシール部について、養生中にいたずらされましたが、私が突起部分をカッターで削り落としたところ、あまり目立たなくなったことから、現状のままとしました。

 ・避難ハッチのパッキン劣化
 毎回、消防設備点検で報告が上がっています「避難ハッチのパッキン劣化」については、ハッチ事態の機能に影響がないこと等から、現在、これだけの費用を掛ける必要性はないと判断し、当面の間、保留としました。

②修繕工事
 ・駐輪場ガラス屋根の熱割れ
 3/12 駐輪場屋根ガラスの熱割れを発見したため、管理会社へ、「以前に熱割れした箇所かどうか確認するとともに、修理の方法(熱割れ対策)を検討するように」とメールで依頼しました。
 以前とは別の場所とのことで、前回と同様の仕様で修理し、費用も保険で処理するとしました。(4/25施工)

 ・エントランス土間の目地補修工事
 前期より、エレベーター交換工事完了後、実施することになっていました、「エントランス土間の目地補修工事」及び「1~2階段ササラ部のシール工事、その他の目地補修工事」等について、管理会社へ早々に施工するよう指示しました。(5月施工)

 ・駐輪場入口扉の不具合
 3/19 駐輪場の入口扉の開閉不具合に対する検討案を、次回理事会(4/10)までに提案するように管理会社へメールで依頼しました。4/10の第1回理事会で、3案について協議しましたが、どれも満足の行く案ではなかったため、第2回理事会でそのうちの1案を基本に検討することとし、簡易な図面作成を依頼しました。

③管理委託
 外部利用者の駐車場が1台解約となったため、4月より、来客用駐車場として再開しました。そのため、予約表及び使用許可証を掲示板に設置しました。

④その他
 ・4/10 第1回理事会開催前に、組合員全員に案内の上、「スーパーライフ大倉山店協議会」を開催しました。ライフ側は岩崎店長が出席し、組合側は役員のほか3名が出席して、約30分程協議を行いました。ライフ側へ申し入れた内容は下記の通りです。
 1.イベント開催の「お知らせ」は、主催者の如何に関わらず、各戸に配布するよう、再度、依頼しました。
 2.「通路(アルス前)でのイベント」は、騒音のほか、安全上も問題があることから、一切開催しないよう申し入れました。
 3.「ペット犬の鳴き声」について、実効性のある対策を講じるよう、再度、お願いしました。
 4.雨天用ビニール傘袋の散乱が見受けられることから、適切に対処するよう申し入れました。
上記、1.及び2.については確約しましたが、3.については、これまで以上に効果のある対策を検討することを約束しました。また、4.については、水切りを導入する計画であるとの報告を受けました。

 ・防災勉強会(訓練)
 前期より、太尾小学校主催の避難訓練に参加するようになったことを機会に、防災に対する意識の醸成を図ることが肝要との意見が出され、先ずは、防災に関する勉強会を次回理事会に併せて実施することにしました。
  1.災害発生時の行動とその備えについて
  2.家具転倒防止対策について
  3.当マンションの耐震性について

 ・感震ブレーカー設置
 前期、導入が決定していました「感震ブレーカー設置」について、早急に設置するよう管理会社へ催促しました。

2016/04/26

やっぱり!

    2016年4月25日 2020東京オリンピック・パラリンピック エンブレムの再決定案が発表されました。予定通りA案に決まりました。相も変わらず、「不透明感は拭えなかった」というのが私の印象です。
    4案が公表されたとき、一部の関係者から「A案で決まりです。」とリークされていました。部外者である私の印象としても、明らかにA案とその他のグループという構図が見て取れ、「やっぱり!」と思いました。

<東京オリンピック新エンブレム、4候補を発表【画像】>
http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/08/tokyo-2020-emblem_n_9640458.html

    A案は、藍色部分のデザインは、用途によっては素晴らしいデザインだと思いますが、躍動感は私には感じられません。他のところで使えば映えるのではないでしょうか?その他は、あまりにもインパクトが感じられませんでした。機械でデザインする時代の代表作品のように感じます。

    以前にも書きましたが、どうやら、本当に、日本人の美意識(色彩感覚)は低下の一途を辿っているようで、悔しくてなりません。これは、建築のデザインにも通じることだと感じています。

2016/04/24

熊本・大分大震災に思うこと (2)

 それにしても、今回の熊本・大分大震災では、倒壊やそれに近い木造住宅が多いように感じます。まだまだ予断を許さない状況ですが、これまでの映像から見えて来たことを綴りました。

<木造住宅と直下型地震>
 震源が10km付近と浅い(直下型地震)ことから、地震の周期は1秒程度とゆっくりです。この周期は、日本の木造住宅の固有周期とほぼ一致します。建物は、一見、微動だにしないように思われがちですが、実は、僅かながら揺れています。逆に、揺れることによって、風とか地震とかによる水平力に対抗しているのです(「ねばりがある」という言い方をします)。ちなみに、超高層ビルなどでは、固有周期が5秒以上と超ゆっくりですが、これは大地震の際に発生する長周期地震動と同じ周期です。そのため、震源地から遠く離れていてもその危険性が指摘されており、現在、対策が講じられているところです。

 映像から見る限りでは、多くの木造住宅が今回の直下型地震に共振し、倒壊にまで至ったのでないかと考えます。特に、歴史ある重厚な瓦屋根の旧家屋の倒壊が目立ちましたが、比較的新しい住宅も数多く見受けられました。勿論、震度7クラスの地震を経験すると相当なダメージを受けますので、その後の震度6強・7の地震に耐えられなかった家屋も多かったと思います。

<南阿蘇村アパートの倒壊>
 その中で、南阿蘇村にある東海大学の学生が多く住んでいた複数棟のアパートの倒壊については、一見、新しく見えましたが、「築40年を超す建物をリノベーションしている」との情報もあり、その改修工事が適切だったのか検証が待たれます。しかし、2階建て木造建築では、最低でも四隅に通し柱(1階から2階まで1本の継手のない柱)を設けますので、あのように1階部分が座屈を起こすことは考えられないです。まして、あの長辺方向の長さであれば中央にも通し柱があるはずですからなおさらです。普通は、全体が傾いて倒壊するはずですが、・・・?通し柱の2階床部分での断面欠損が大きかったのか、それを回避するため、あえて管柱にしたものの1階と2階の柱の接合補強金物が適切でなかったのか、いずれにしても今後の木造建築物の課題となりそうです。

<やはり、「ピロティ」は危険>
 また、都市部においては、阪神淡路のときと同様、ピロティの駐車場となっているマンションの1階部分が座屈していましたが、やはりという感じです。旧耐震設計(1981年以前の設計)で建築されたピロティ形式の建物は、鉄筋コンクリート造であれ、座屈する危険性が大です。

<設計地震力、耐震診断・耐震工事>
 建築基準法では、「地震が発生しやすい地域」と「相対的に発生しにくい地域」とに区分しており、「相対的に発生しにくい地域」では、設計地震力を0.9~0.7の範囲(指数)で低減して計算しても良いことになっています。熊本県では、県内全域が「相対的に発生しにくい地域」に該当しており、0.9ないし0.8に指定されています。ところが、その熊本県で大地震が発生しましたので、この指数は問題ではないか、今後、議論を呼びそうです。

 結局、日本中どこでも大地震は発生する恐れがあるのです。「自分の記憶にない」と言って、発生しない保証などありません。旧耐震設計の非木造建築物と、木造建築物は、是非とも耐震診断を受診されて、必要に応じて耐震工事を行っていただきたい。ほとんどの木造建築物は法的に構造計算をしなくても良いことになっていますので、念のため耐震診断を受けられることをお勧めします

<住宅性能表示制度の活用>
 これから木造住宅を建てられる方は、現代の在来工法(軸組工法)よりも、ツーバイフォー(壁式工法)をお勧めします。一般的に、ツーバイフォーの方が在来工法に比べて耐震性に優れていることは、設計上からも施工上からも確認されています。在来工法で建てる場合は、信頼のおける設計士(建築士)や工務店などに依頼することが安心かと思います。また、資金的には多少負担となりますが、住宅性能表示制度を活用すると、耐震性能などの等級(指標)を自ら確認できます。

※木造住宅の耐震性について、詳しくは、「続きを読む」に綴っていますので、よろしかったらご覧ください。

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2016/04/20

熊本・大分大震災に思うこと (1)

 2016年4月14日に始まった熊本・大分大震災は、「日本中どこでも大地震は起きる」ということを、改めて私たちに思い知らせてくれました。今年こそ、大災害が起きないことを切に願っていましたが、残念ながら叶いませんでした。私も還暦を過ぎた今、「首都直下地震でも起きたら」と考えるとゾッとします。今回の、特に高齢の被災者の方々には、言葉もありません。

<本震と余震の違い?>
 今回の大震災のニュースを見ていて感じたことが三つあります。異論があれば、ご指摘ください。一つは、気象庁です。まだまだ地震は地球内部のことなのでわからないことだらけと言われていますが、これは致し方ないことだと思っています。ただ、今回、特に問題に思ったのは、14日の震度7を本震として、それ以降を余震と表現したことです。そのため、住民の警戒心が少しでも緩んだのではないかと思います。本来、地震には、本震も余震もないはずです。区別する意味もないと思います。結果論と言われるかも知れませんが、「大きな揺れはもう来ない」と勝手に思い込み、避難所から我が家に帰宅したため、「失われなくても済んだ多くの命が失われた」のではないかと思います。

<地震予知アレルギー>
 次に、自治体です。今回のように、県も市もほとんど表に出て来ないのは、あまり記憶がありません。不思議に思っているのは、私だけでしょうか?避難場所の状況やその対応ぶりを見ていても、これまで計画的に地震への備えを行っていたとはとても思えません。多くの人が車の中で寝泊まりしているのも異常です。日が浅いとはいえ、とても政令指定都市の体を成しているとは言えないのではないでしょうか。

 地震学者が、知見に基づき、冷静に地震予知に努め、その結果を公表しているにも係わらず、地域のイメージダウンや地価の下落、観光への影響を恐れるあまり、地震対策を軽視する「地震予知アレルギー」の自治体が多いように感じます。日本中どこでも大地震が発生する可能性はあるのだから、地震対策を積極的に行っている自治体こそ、住民・観光客からより厚い信頼が得らえるのではないでしょうか・・・?

<報道活動の自粛>
 三つ目は、マスコミです。貴重な映像や記事を提供して頂いているのは非常に有り難いですが、「混乱の被災地に各社大勢の人と器材を持ち込んで、救助活動や被災者の邪魔になっていなければ良いが?」といつも心配になります。案の定、一部の放送局が給油待ちの列に割り込んで、住民の反感を買ったとの報道がありました。渋滞の原因にもなりかねないし、こういう大災害の場合には、「報道協定を結んで報道活動を自粛し、映像や記事は共同配信する」ことは出来ないのでしょうか?特ダネや各社の独自性などは、混乱が納まってからでも良いのではないでしょうか・・・?

2016/04/16

保育園開園「断念」に思うこと

<保育園開園「断念」で波紋>
 千葉県市川市の保育園開園「断念」をめぐって波紋が広がっています。住民側が、「子どもの声がうるさい」、「道が狭い」、「説明がない」などを理由に、反対運動を繰り広げた結果、保育園側は、安心して保育ができないとして開園を「断念」しました。

 「住民のエゴだ」という人も居れば、「同情的」な人も居ます。折しも、「保育園落ちた日本死ね」で一気にクローズアップされた待機児童問題は、日本全国で約6万人居ると言われており、国民の一大関心事になっています。

 この待機児童問題は、専門家をはじめ多くの人が、SNS等でいろいろな意見を発信していますのでお任せするとして、私は、建築士の視点からこの問題を考えてみました。

<耐えることは美徳>
 私が育った戦後の日本は、貧しさから抜け出すため、多くの国民が朝早くから夜遅くまで休みなく働き、しかしながら、所得はどんどん増えて行ったので、どんなことでも我慢をし耐えていた時代であったと思います。いや、昔から日本人は、「耐えることは美徳」と教えられていたからかも知れません。

<脱エコノミックアニマル>
 とにかく、狭いウサギ小屋で暮らし、プライバシーもなく、外では排気ガスにさらされ、満員電車もなんのそのの生活がずっと続きました。ある部分では今でも続いていますが・・・。しかし、高度成長期が過ぎ、バブルが弾けて、やっと、日本人も欧米人並みに生活の質を求めるようになってきました。エコノミックアニマルが、人間らしい生活に目覚めたのだと思います。

<無秩序で過密な都市空間>
 しかし、国(官僚・政治家)は、公害問題などのように人命が失われない限り積極的な施策は講じて来ませんでした。人命の係わらない「土地利用計画・都市計画・建築基準法」などでは、ほとんど国民(地主)との軋轢を避けてきました。その結果、都市においては、宅地がどんどん細かく分割され、20坪にも満たない狭小敷地を創り出し、一方、固定資産税が相当に増額される再開発事業などでは、容積率(床面積)を大幅に緩和して多額の補助金を交付し、大手不動産会社の超高層ビル建築を支援しています。

 住宅地では、行き止まりの私道(4m)に接して、軒が連なるように3階建て住宅が所狭しと建てられ、都心では、超高層ビルが無秩序に乱立し、その足元では、昔ながらの古い木造家屋が密集しているというあり様です。

 外国人観光客が東京に来て先ず驚くのは、路地が多く、道は狭く曲がりくねっていて、様々な形・色・高さの建物が無秩序に混在していることだそうです。旅行のパンフレットに写っている東京は、きれいなビルで溢れたすてきな街だそうですが、実際に来てみると、全く違っているようです。これがアジアンテイスト、異国情緒と感じているのかも知れませんが、決して、住みたい街、あこがれの街ではないようです。現在は、円安と中国経済のおかげで外国人観光客が増えつづけていますが、この先、どうなるかは疑問です?

<国の不作為が原因>
 話が少しずれましたので元に戻しますと、昭和の時代であれば、「子供の声くらい我慢するのはあたりまえ」となるのでしょうが、良質な生活を求める人が増えてきた現在では、保育園に反対の住人に対して、「エゴ」とは言えないと思います。要は、これまで積極的に「都市づくり・まちづくり」を行って来なかったことで、いろいろな用途の施設・建物が狭い地域に密集し、また、それらが狭い道路に面して混在していることに問題があるのであって、反対している住民の問題ではないと思います。経済最優先の施策と自分たちの保身ばかりに心血を注いできた国(官僚・政治家)の不作為のほかありません。

 「続きを読む」のコーナーに、国の不作為の一端を述べていますので、よろしかったらご覧ください。

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