2016/01/11

2016年初詣

 2016年、明けましておめでとうございます。1月10日に、鎌倉の鶴岡八幡宮へ、例年通り初詣に出かけてきました。鎌倉は最も私の好きな街の一つなので、数え切れないほど出かけています。三が日は参拝客が多いため、いつも翌週あたりに出かけるようにしていますが、それでも大勢の人で溢れています。若宮王路や小町通りと言った有名な通りは人が多くて身動きが取れないので、裏道(小道)を歩いてきました。

2016初詣2016年鶴岡八幡宮の初詣
 
 参拝のあと、八幡宮の境内にあって、今年の3月で閉館(一般公開は1月まで)することになっている「神奈川県立近代美術館 鎌倉」を訪問しました。日本で最初の公立美術館として1951年に開館され、65年もの長きにわたって一般公開されてきました。この建物は、境内の一角を八幡宮からの借地という当時としては異例の手法で建築されたものです。設計は、20世紀近代建築の三大巨匠と呼ばれている「ル・コルビジェ」の弟子の一人「坂倉準三」によるものです。この建物は、日本のモダニズム建築の代表的な存在です。シンプルな直線美で構成されたこの建築は私も大好きで、こういう空間に居ると何故か心が落ち着きます。日本建築学会などが神奈川県に対して、建物の存続を求めて活動した結果、耐震工事を含む改修工事により存続することが決定したようです。(本当に良かった!)ただし、用途は未定ということで、美術館としての使命は終えるそうです。

2016初詣県立近代美術館鎌倉 正面玄関

2016初詣県立近代美術館鎌倉 全景

2016初詣県立近代美術館鎌倉 中庭(イサムノグチ作彫塑とル・コルビジェ、坂倉順三写真撮影足跡)

 その後、佐助稲荷神社にも参拝した後、ブラブラと鎌倉駅周辺を散策しました。鎌倉は「古都保存法」により歴史的風土保存地区に指定されているので、建築規制の多いところですが、そのおかげで、他の街よりも趣があり、落ち着いた味わいのある空間が形成されています。だから、私は好きなのです! そんな鎌倉で古都にふさわしい板張り住宅などを見つけましたのでご紹介します。最近、日本の住宅は、耐震性は良くなっていますが、外装は、イミテーションのサイディングが大流行で、何とも味気ない限りです。さすが古都鎌倉は違います。板張りや塗り壁、数寄屋造りといった和風建築やモダン和風などがそこかしこで見られます。是非、鎌倉を訪ねた折は、観光名所のみならず古都の街並みも散策してみてください。

2016初詣

2016初詣

2016初詣モダンな板張りの外壁住宅

2016初詣

2016初詣

2016初詣グッドデザインの住宅(上)/古材を利用した玄関扉(中)/超ビックリのカスケードのある高級マンション(下)

2016初詣鎌倉らしい小学校の正門跡