2019/11/17

益々、幼稚化する日本人

地球の将来を案ずる前に、日本人の幼稚化が心配

 「芸能人の逮捕に、必要以上に大騒ぎしなくていいです。私たちの暮らしに支障はありません(擁護ではありません)。騒ぐべきは、政治家や特権階級の人たちが法を犯しても逮捕されてない現実にです。」とツイートしていた東ちづるさん。

 タレントのラサール石井さんも「まただよ。政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される。次期逮捕予定者リストがあって、誰かがゴーサイン出してるでしょ」とツイートしていました。安倍首相の「桜を見る会」をめぐる問題などを踏まえた発言とも受け取れるものですが、スピン報道かどうかは別にして、私は、以前からずっと、少し違った心配をしています。

 それは、我々の生活にとってもっと重要なニュースが一杯あるにもかかわらず、多くの日本人がこれらに無関心であるが故に報道もされず、ワイドショーのぞき見的な話題に終始するのではないでしょうか!NHKと言えども同じ傾向にあります。

 この国民性をうまく利用する政治家やマスコミだけが悪いのではなく、大事なことに目を背け、他愛のないことに夢中になる我々国民の幼稚化が深まっていることが問題だと思いますが、皆さんは如何お思いでしょうか?

2019/10/14

台風19号「Hagibis」から得た教訓

2019年台風19号「Hagibis」来襲
 台風委員会が命名した台風19号の名前は「Hagibis(ハギビス)」、フィリピンによる命名で、「素早い」とい意味らしいです。ですが、「素早い」どころか「ゆっくり」と東日本を縦断し、甲信越から関東、東北まで甚大な被害をもたらしました。

この国は大丈夫?
 北上しても台風の勢力が衰えないのは、地球温暖化が原因と言われていますが、毎年のように大きな被害を受けていては、この国(日本)はもちません。それでなくても、地震に火山と自然災害の多いこの国ですから。

税金にも限界がある!
 最近では、毎年のように複数の災害が激震災害に指定されており、法が制定された当時の想定を遥かに超えているのが現状です。それらの復興費用は、勿論、すべて我々の税金です。しかし、消費増税が始まったばかりにもかかわらず、台風に時を合わせたかのように、自分達国会議員など国家公務員の給与UPを国会決議し、自分達の取り分だけはしっかりと確保しています。マスコミが災害報道に追われるスキを狙ったのでしょうか?

河川を横に広げよう!
 日本の河川は、大陸と違って、急峻で短い距離を一気に下ってきます。その際に、大量の石や砂利、砂などを一緒に運んできます。そのため、川底が上がり、ほとんどの河川で天井川となっています。

 この砂利などを浚渫できれば良いのですが、動植物の生態系的に影響を及ぼすほか、技術的にも、費用的にも、なかなか難しいようです。そこで、堤防のかさ上げや補強工事を行っているのですが、これでは、いつになっても根本的な解決には至らず、いたちごっこの状況です。

 今回の河川の氾濫の状況を見て感じたことは、川と川の合流地点に決壊などが集中していることです。また、遊水地等の整備が行われているところは無事であったことです。

 荒川の調整池である彩湖や、利根川水系の渡良瀬川が流入する渡良瀬遊水地しかり、日本代表のスコットランド戦で盛り上がった横浜国際総合競技場に整備された鶴見川の多目的遊水地なども、河川の氾濫を防いでくれました。

 脆弱な堤防の補強工事はこれからも必要でしょうが、合流地点など危険性の高い地区周辺の土地の利用を制限し、遊水地など河川の水を受け入れる施設を整備することが肝要だと思います。つまり、水位を高くすることだけにとらわれず、横に広げることもそれ以上に重要だと言いたいのです。

恒久的な公共工事へ転換!
 これまでの公共工事は、国全体に一律に配分し、かつ、安ければ良いというものでした。恒久的な国の財産となるべく国土形成の創造に貢献する公共工事へ転換し、税金を有効に使っていただきたい。それが日本の将来につながるものと考えます。

2019/09/29

無責任国家 日本!

東京電力旧経営陣に「無罪」?
 2019年9月19日、東京電力の旧経営陣3人が福島第一原発の事故を防げなかったとして検察審査会の議決によって強制的に起訴された裁判において、東京地方裁判所の永渕健一裁判長は、「津波が来る可能性を指摘する意見があることは認識していて、予測できる可能性がまったくなかったとは言いがたい。しかし、原発の運転を停止する義務を課すほど巨大な津波が来ると予測できる可能性があったとは認められない」と判決文を述べて「無罪」を言い渡しました。

巨大津波予測の可否が問題ではなく、何も対策を打たなかったことが問題!
 津波の正確な予測など誰にもできないことは、誰でもわかっています。しかし、一部にしろ警鐘を鳴らしていた学者の意見や昔の文献の記録に対して、謙虚さに欠けていたのではないでしょうか。「そんな大きな津波は、絶対に来ない!」と判断した旧経営陣に、本当に罪は無いのでしょうか?せめて、電源喪失を防ぐ対策ぐらいは、早急に打てたはずです。いや、打つべきだったのです。それを訴えていた職員も居たと聞きます。そもそも、巨大な津波の恐れのある日本の沿岸に、原発を誘致したことが間違いではないでしょうか・・・!

原発の絶対的な安全性は前提ではない・・・???
 また、そのうえで判決文は、「原発事故の結果は重大で取り返しがつかないことは言うまでもなく、何よりも安全性を最優先し、事故発生の可能性がゼロか限りなくゼロに近くなるように必要な措置を直ちに取ることも社会の選択肢として考えられないわけではない。しかし、当時の法令上の規制や国の審査は、絶対的な安全性の確保までを前提としておらず、3人が東京電力の取締役という責任を伴う立場にあったからといって刑事責任を負うことにはならない」とも述べています。

原発は絶対的に安全でなければならない!
 「絶対的な安全性の確保までを前提としておらず」と言われても、誰が「ああ、そうだったのか。」と思います・・・?原発を誘致する際には、地元に対して、「絶対に安全性は確保されている。」と説明してきたではないですか。そのため、事故が起きた場合の対策などはタブー視され、公表を避けてきたうえ、事故対策やマニュアルの作成、訓練などが後手に回ったのではないですか・・・?

誰も責任を取らない無責任国家 日本!
 この東京地裁の国への忖度判決には絶句するほかありません。原子力の利用は、他の事とは絶対に違って、何があっても、どんな災害があっても、人は無論のこと、自然(空気・水・土・海)を絶対に汚染させてはならないのです。万が一の時でも、最低限、メルトダウンだけは絶対に起こしてはいけなかったのです。そのために、何重ものバックアップが必要不可欠だったのです。この判決は、「日本は重大な過失があっても、誰も責任を取らなくていい無責任国家」と世界から揶揄されても致し方ないものです。

2019/07/15

「タテ社会」日本!

タテ社会」の日本風土

 私の勤務する会社でもそうですが(おそらく日本全体がそうだと思います。)、日本は「タテ社会」といわれるように、上層部から下にほとんど何の説明もなく納得させようともせず、命令・指示に従うことが当たり前という風土や行動様式がずっと引き継がれてきました。

 これは、「所得倍増」の下、がむしゃらに頑張れば良かった時代にはそれなりに良いシステムであったかも知れませんが、低成長時代にあっては、まして、グローバル化生産性の向上働き方改革などが叫ばれるようになった今日では、このことが障害となって日本が長らく低迷している原因になっているのではないでしょうか。

十分な説明により納得させることが肝要!

 これまで日本が外交下手なのは、江戸時代に300年近くも鎖国をしていたこと、国境のない島国であること、諸外国と文化や言語の違いが大きいこと、が原因だと私は思ってきました。

 ところが、最近の日韓関係を見ていて、「タテ社会」の日本風土が外交上の障害になっているのではないかと思えてきました。勿論、韓国人の日韓併合時代の日本に対する不信感が根底にあって、しかも、感情的な韓国人の国民性が助長していることが要因であることは否定しません。

 企業同様に、官僚においても意見を戦わせることを避けてきました。外交交渉においても、相手国に対して十分な説明により納得させることを心掛けているのでしょうか?無用な誤解を与えているのでは?海外メディアや国民に対しても十分な説明を行っていないのでは?・・・甚だ疑問に感じます。特に、先進国以外の国々に対しては、上から目線で対峙しているのではないでしょうか?

自由にものを言える風土とガバナンスに優れた指導者が必要!

 日本社会では、意見を戦わせるのはタブーであって、株主総会や取締役会などでさえも会議が形骸化し閉ざされたものとなっています。最近、いろいろな業界で検査などの不正が蔓延しているのは、達成目標を強要するだけの経営者の下で、自由に意見の言えないことが最大の原因になっているのではないでしょうか。

 日本社会が息苦しいのは・・・、日本人の生産性が低いのは・・・、日本人の決断・行動が遅いのは・・・、新入社員が3年以内に3割退社するのは・・・

一 上層部からの命令・指示があるまで事を進められないため
二 上層部に自由にものを言える風土がないため
三 上層部にガバナンスに優れた人材が少ないため

 すべて「タテ社会」が原因だと思いませんか?!

 命令・指示系統が一方通行の社会は、衰退し、不正が蔓延し、民主主義は崩壊します‼
 そうならないようにするには、「自分の意見をしっかりと持ち、言う勇気をもつことです。」と、自分自身に言い聞かせています。

2019/06/23

建築士定期講習を受講!

3年に一度の建築士定期講習を受講!

 時が経つのは早いもので、前回の建築士定期講習から早や3年が過ぎました。今回も某資格専門学校の横浜校で先日受講しました。(9時30分から17時30分まで)

 記憶にある方も多いと思いますが、平成17年11月に表面化した「構造計算偽装事件姉歯事件)」は、建築の安全・安心を脅かす大きな社会問題となりました。

 そこで、建築業界に対する国民の不信感を払しょくするために、「建築確認時の構造設計図書の審査の厳格化(構造計算適合性判定制度の導入ほか)」や、「指定確認検査機関に対する監督の強化」、「建築士及び建築士事務所等に対する罰則の強化」、「住宅の売買等の瑕疵担保責任の充実」等の制度改革が法制化されました。

 その一環として、建築設計事務所に所属する建築士は、原則3年以内ごとに、定期講習を受講することが義務付けられたのです。

 最近の建築業界は、姉歯事件のような建築業界内部の問題に対する制度改革もありますが、省エネルギー、低炭素化、シックハウス対策、バリアフリー化(ユニバーサルデザイン)、長期優良住宅の普及など地球環境問題や社会問題に対応するための制度改革や技術革新も日進月歩であり、建築士が負う役割は昔に比べて広範囲でその質・量ともに膨大になってきているのが実状です。

 そのため、一日の定期講習では、一つ一つの内容を詳しく聞く時間はとてもありません。6時間喋りっ放しのビデオの中の講師の話しを理解するのが精一杯です。私のような高齢者建築士には、体力的にもなかなか大変なんですね!その後、考査の試験が1時間あり、これにも合格しなければ受講証明書がもらえないことになっています。この証明書がなければ、建築士としての活動が制限されることになります。

私は、今回で4回目の更新となりますが、今回が最後の更新になるでしょう!?

2019/06/16

年金2000万円不足問題

年金2000万円不足問題」の問題は、官僚の傲慢さと政治家メディアの質の低下!

 この一週間、「年金2000万円不足問題」が政治ニュースのトップを飾っていますが、これは、金融庁金融審議会のワーキンググループがまとめた報告書であって、もっと国民の投資を促すための予算取りのために、担当大臣へ提出したものです。

 これは、現在の投資環境の改善策を提言したもので、これ自体は何の問題もありません。ただし、引用したデータが、誤解を与えるというよりは、予算を確保するために、意図的に、厚労省のデータで都合の良い部分だけを引用した点にあります。

 つまり、自分たちの施策を実現するために、公正さを欠いていようが何であろうがでっち上げるという傲慢な姿勢が官僚の中にに蔓延しているのではないかということです。実は、これは、最も恐ろしいことなのです。
 我々国民は、真実を知るだけのツールを持ち合わせていません。国からこうだと言われれば信じてしまいます。戦時中の大本営と同じです。ですから、我々国民は、このデータを引用したことに怒らなければならないのです。

 また、予野党の政治家達は、選挙のことしか考えておらず、頓珍漢な言い訳や追求を行って、政争の具に利用しているだけという体たらくぶりを、またまた、見せつけています。

 さらに悪いのはメディアで、本質を伏せたまま、視聴率稼ぎのために社会不安を煽り、公正で公平な報道とは遠い存在になりつつあります。

 我々国民は、年金制度に対する不安は確かにありますが、それ以上に、官僚政治家メディアの傲慢さ、体たらくぶりが最も不安です。

2019/06/09

大地震から3年の熊本を訪問

熊本市街地は平常どおり、熊本城は被災のまま!

 2019年6月6~7日、大地震から3年を過ぎた熊本を訪問してきました。すでに市街地は震災前と変わらない様子で、地震の爪痕はほとんど見受けられませんでしたが、熊本城だけは、被害を一手に引き受けたように痛々しい姿を見せていました。

 その雄大で美しい名城熊本城の石垣が1/3も崩落したため、天守閣や多くの櫓が大きな被害を受けました。20年はかかるであろうと言われている修復工事が正に行われていました。

 現在は、天守閣の近くには立ち入れませんが、城彩苑駐車場に車を止めて、法華坂を上り、二の丸広場から、崩れた石垣や長塀越しに大天守閣・小天守閣の修復工事現場(クレーンが2基建っています。)を見ることができます。


 また、城彩苑駐車場に隣接した熊本城ミュージアムでは、修復工事のリアルタイム映像を見られるほか、被害状況などの模型やCGも見ることが出来ます。

熊本城-1 熊本城-2

布田川活断層帯の遺構を見学

 次に、熊本市の東隣りにある益城町に向かい、建築制限が解除されたばかりの益城町被災市街地復興推進地域(約220㌶)の現状を視察しました。現在は、土地区画整理事業により県道沿道の拡幅予定地の一部が収容されているほかは、事業の進捗状況は確認できませんでした。その後、今回動いた布田川活断層帯の一部が震災遺構として保存されているということで、横ずれ断層と縦ずれ逆断層の2箇所を見学しましたが、断層を目の当たりにし、改めて、自然の驚異を感じざるを得ませんでした。

活断層遺構-1 活断層遺構-2

阿蘇大橋架け替え工事が急ピッチで進行中!

 その次に、2020年度の開通を目指している熊本地震で崩落した国道325号にかかる阿蘇大橋の架け替え工事を視察しました。また、いたるところで発生した阿蘇村の法面崩壊箇所も車上から確認できました。

阿蘇大橋 阿蘇法面崩壊

活断層が次にずれるのは、熊本では何千年先か何万年先!
しかし、ほかの地域では、・・・?


 今回ずれた活断層がこの次にずれるのは、何千年先か何万年先かになるとのことから、益城町では、活断層の上に27mの都市計画道路(県道)を都市計画決定しています。都市計画道路の周辺でも区画整理を行い、狭隘道路や行き止まり道路の解消を目指しています。

 今回の地震による恐怖感が残っているうちは、まちづくり(基盤整備)に住民も協力的ですが、もう何千年も活断層が動いていないような地域では、まちづくり(基盤整備)への理解が得られにくいのが実状です。これらの地域を何とかしなければ、さらに、どこかで、また、大きな災害が発生するのは、火を見るよりも明らかです。

 国も地方自治体も、もっと、活断層の位置の周知と基盤整備の重要性の啓発活動を行っていかなければ、さすがに、この国は持たないのではないかと心配になるばかりです。
 
2019/05/17

「なぜ日本製はどれもデザインがダサいのか」の記事に賛同


日本製のデザインはダサい

 PRESIDENT 2019年3月4日号に掲載されていた「なぜ日本製はどれもデザインがダサいのか」 (一橋大学大学院経営管理研究科教授 鷲田祐一氏)という記事を読んで、私も以前から感じていたことなので、大いに納得しました。こういう感性の日本人が増えてくれれば、日本も本当に変わるのだが・・・と、微かな希望の光をみたような気分になりました。

 バブル崩壊後も、日本は、技術革新こそ世界に打ち勝つ唯一の道だと信じて、機能と価格のみ追求してきましたが、今や、世界をリードするほどの製品は車の一部を除いて、ほとんど見当たりません。

 それどころか、バブル以前には、日本にはデザイナーと呼ばれる人たちが各界で活躍していましたが、コストカットの時代になって、真っ先に切り捨てられたため、今では、ダサいデザインの製品ばかりが溢れるようになりました。(当時は、銀座で石を投げると必ずデザイナーに当たると言われたほどデザイナーで溢れていました。)

 そうなった原因は、鷲田教授がおっしゃるとおり、日本企業の経営層には、デザイナーデザインの重要性を理解する人が含まれていないからだとの意見に私も賛同です。30年程前に、初めてアップルコンピュータを見たときのワクワクするような製品でなければ、世界の人々を魅了することはできません。

 私の専門でもある建築都市計画の分野においても、政治家や官僚などにデザイナーデザインを理解する人がいないために、日本は魅力的で計画的な都市づくり、まちづくりができないのかも知れません。いや、絶対にそうです!

2019/05/01

「令和」は新しい時代か?

新元号で大騒ぎする日本人の何と多いことか!

 4月30日から5月1日にかけて、マスコミをはじめとして、普段天皇に何の興味も示さない若者までが新しい時代の幕開けと称して夜通し大騒ぎをする光景を目の当たりにして、一体、どういう理由で新しい時代が来るのか、昨日と今日で何が変わったというのか、私には、全く理解できませんでした。

 「令和」は、新しい時代ではなく、新しい天皇が誕生したに過ぎないのです。新しい時代は、私達自身が変わらなければ、絶対に来ないのです。

 日本人は本当に形式に左右されやすく、論理的思考の苦手な民族だと改めて感じたと同時に、この有り様では、真に新しい時代などほど遠いのではないかと、少し落胆させられたような複雑な気持ちになりました。

 新天皇の即位という国事にあたって、マスメディアのなすべきことも、象徴天皇のあるべき姿やその将来について、改めて議論を呼び起こすことであり、祝賀行事やイベントを長々と垂れ流すことではないと思います。

 この二日間、こんな風に感じたのは、私だけでしょうか?

2019/04/11

日本社会に活気がないのは向上心が薄れたから!

日本企業の人事異動は何のため!

 新年度を迎え、人事異動や新入社員が入り、組織体制が一新されますが、例年思うことは、何のための人事異動なのか、私には理解できません。

 単に3年経ったからという理由だけで、全国各地の支社や営業所に異動させます。その引っ越しの費用や歓送迎会が経済効果をもたらしていることは否定しませんが、日本人一人当たりの生産性の低さは先進国の中でも最低と言われ続けているにもかかわらず、人事異動により、しばしば業務が停滞し、無駄な時間と労力が失われているのです。しかし、長年、ほとんどの企業で実施されてきました!

人事異動は人を育てる?

 よく耳にする理由としては、「長く一つのところに居ると活力が失われ、ときには、悪さをする恐れがある。いろいろな地域でいろいろな職種を経験することが、その人間を一まわりも二まわりも大き育てることになる。」などと言っている人がいますが、ほんとうにそうでしょうか?

チェック機能が働かないことが日本の最大の欠点!

 悪さをさせないためには、役員も含めてチェック機能が働いているかどうかであって、人事異動があるかないかではないと思います。NISSANゴーン事件を見ていてもそうですが、チェック機能が働かなかったことが原因ではないでしょうか。

向上心のみが人を育てる!

 また、人を育てるのは人事異動ではなく、本人が向上心を持っているかどうかだと思います。日本人は、大学でもあまり勉強をせずに就職活動ばかりに熱心で、社会人になっても漫画は読むがほとんど勉強はしないという人が多いのが実状です。

社会の活気は人々の向上心から産まれる!

 これでは、日本社会に活気が失われても仕方がありません。こんな学習意欲のない先輩達ばかりを見ていては、才能のある新入社員も埋もれてしまいます。若者に生気を感じないのは、私だけでしょうか?