2022/02/22

はじめに

このブログは、「建築一般・マンション管理・身近な出来事や社会問題」を、建築士の視点から綴っています。
プロフィールの写真は、100年建築の私の生家です。
・・・よろしかったらご覧ください。

2021/09/23

”ゼロリスク願望”が日本を滅ぼす?

本当に科学立国日本!?
 バブル崩壊後、早やいもので31年が過ぎました。しかしながら、日本は、低迷したまま一向に上昇の兆しが見えません。このまま日本は沈没するのではないか?本当に不安が募ってきます。

 そこへ、今回の新型コロナウイルスによるパンデミックです。さらなる危機を迎えて、またもや、日本の弱点が晒されることになりました。科学的知見よりも、組織・業界団体の既得権や慣習・慣例が優先され、感染を収束させるという本来の目的を見失い、場当たり的と言われても仕方のない対策ばかりに終始しています。

 感染が拡大すれば緊急事態宣言(自粛要請)を発出し、少し収まってくれば経済を回そうとする。そして、収束している間のPCR検査、抗体検査、ゲノム解析を怠り、ウイルスの分析・隔離を積極的に行うなど科学的な対策を行ってきませんでした。万能ではないワクチンに頼るのみです。どうやらこの国は、科学立国を誇示しながら精神論・根性論でウイルスと戦うつもりのようです。

”ゼロリスク願望”の国日本!
 何故、科学的な対策ができないのか?日本人の”ゼロリスク願望”がそうさせているのではないかと思います。日本人は、僅かなリスクも拒否する世界で唯一の国民ではないか。リスクに対して、異常なほど弱く、マネージメントのできない国民かも知れません。ですから、科学的知見に基づいて、冷静に合理的に比較・検討することができないのではないでしょうか。ワクチンでも、少しでも副反応が出たとなれば拒否をし、ワクチンを接種しないリスクとの比較が苦手のようです。

無菌願望の国日本!
 また、日本では、殺菌、除菌、抗菌、減菌が商品購入の際の動機として重要視されます。まるで無菌(超清潔)の世界が一番安全だと錯覚しているかのようです。これも”ゼロリスク願望”の現れではないかと思います。現代人の異常なアレルギー体質は、このあたりに原因があるのではないでしょうか・・・?

農薬や添加物より見た目の美しさが一番!
 さらに、スーパーなどで売られる野菜は、姿・形が美しく、一つ一つきれいなパックに整然と並べられ、清潔そうだから安全だと錯覚しているようです。そうでなければ売れない訳ですから。農薬、添加物などよりも見た目の清潔感が一番なのでしょう。ここでも科学的・合理的な判断は存在しません。これも、現代人のアレルギー体質の原因の一つでしょうか…?

電車が定刻どおりなのも、原発事故が起きたのも”ゼロリスク願望”が一因か?
 話はガラッと変わりますが、 日本の電車がダイヤどおりにきちんと運行されるのは、そうでなければ国民が納得しないからです。電車の正確な運行は当然であって、地震や台風など明らかに自然災害などが原因でない限り、自分たちではリスクを負いません。払い戻しや代替運行を求めます。原子力発電所や危険物を取り扱う工場などの建設でも同様です。万一の場合、こういったリスクがあると言えば住民に猛反対されるため、”ゼロリスク”だとして一切口を噤んでしまいます。そのため、万一のリスクに対して、広く議論されることもなく公表されることもありません。これらのことが、10年前の福島原子力発電所の大事故に繋がったのではないかと思います。決して、リスクについて口を噤んだ当事者を擁護する気は毛頭ありません。

電柱が無くならないのも”ゼロリスク願望”が一因!
 また、今週のNIKKEI STYLE 総合メールマガジンに掲載されていた「電柱ってなくならないの? 私道上、いまだに増え続け」を読んで、次のようにツイッターで投稿しました。
 
「国、都では、この記事に書かれていることが電線地中化が進まない理由とされているが、根底にあるのは、日本人は、何でもそうなように”ゼロリスク”が絶対で、海外とは違って停電を許容しない国民性が簡易な地中化を拒んでいることが最大の原因なのです。」
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO75768430V10C21A9000000/?n_cid=LMNST002_sogo

 公益企業のあり方についての議論は別の機会にするとして、欧米など海外の都市では、電線地中化に対して、日本とは全く考え方も歴史も違います。欧米の都市では、そもそも電柱を建てるという発想がありません。これについては、また別の機会にお話ししたいと思います。

 欧米では、昼間、道路を通行止めにして工事を行うことができます。また、ケーブルも浅い所に直接埋めることができ、変圧器などを収容する地上機器も、道路ではなく民地内に設置することができます。そのため、費用が安く抑えられ、工期もずっと短くて済みます。

 しかし、電力・通信設備の安定供給という点においては、頻繁に停電が発生するなどリスクはありますが、国民は、それを当たり前と捉えていて、自分たちでリスクマネージメント(バックアップ)を行っています。電力会社などに苦情を言うこともなく、また、過剰な設備を要求することもありません。

 ところが日本では、電力・通信設備の安定供給(ゼロリスク)を最優先と捉えているため、自然災害があっても停電を起こさせないようにケーブルを地中深く、しかも耐震性防護管の中に入れ、メンテの効率性から大きなコンクリートの箱をいたるところに埋めるという大規模な設備を標準としています。しかも、昼間は交通の障害になるという理由からほとんど夜間にしか施工できず、お金も工期も欧米などより遥かに掛かります。そのため日本では、電線地中化は一向に進まないのです。

”ゼロリスク願望”は利己主義! リスクに寛容になれ!
 「停電はダメ」「費用負担はイヤ」「道路工事は迷惑」といった国民性では、電柱・電線は、簡単には無くなりません。都市環境とインフラのあり方、費用負担、リスクマネージメント等、冷静に合理的な判断のできる社会性を国民が身につけなければ、日本は、益々世界から取り残されていくように感じます。

 ”ゼロリスク願望”は、利己主義の人間が追い求めるものと思います。リスクは、できる限り抑えつつも、公平に負担し、マネージメントするものです。勿論、最悪のケースを検討しておくことが重要であることは言うまでもありませんが、もう少しリスクに寛容にならなければ、この国のこれからの成長は望めません。国民が変わらなければ、政治家も官僚も公務員も変わりません。いかがお考えでしょうか?

2021/08/09

東京五輪が残したものは、1兆円超の赤字国債と負の遺産?

 思い返せば、何故、石原元都知事は、東京オリンピックにこだわったのか?北京オリンピック(中国)への対抗心か?それとも単に、日本政界を「アッ」と言わせたかったのか?いずれにせよ、政治家として最後の花道を飾りたかったのであろう。テーマ(震災復興五輪)など、単なる彼の思いつきに過ぎなかった。

 その彼の思いつきが、商業主義・拝金主義のIOCの心と懐を見事に射ることに成功し、多方の予想に反して、「2020東京オリンピック・パラリンピック」が決まった。報道されているように、フランス検察当局は、竹田元JOC会長に対して、誘致に関わる贈賄容疑で調査を行なっている。閉幕後は、何らかの動きがあるものと思われるが、それまでに、長野オリンピック同様、記録は全て消し去るつもりではなかろうか?何しろ、公文書でも平気で改竄する国だから、任意団体の五輪組織委員会では、危なくてしようがない。

 東京オリンピックは、一人の政治家(作家)の思惑によって、それに伴う多額の公共事業に群がる政治家、大企業とスポーツ界が企てた大運動会だ。その一方、インバウンドのさらなる増加を強調し、日本再生をスローガンに、盛り上がらない都民・国民の関心を引きつけようとした。しかしながら、新国立競技場の設計コンペの不手際やエンブレムの盗作騒動など、信じがたい不祥事が連続し、官僚のガバナンス力の低下がそこには見えた。その後も、度重なる不適切発言やスタッフの人選ミスなど、開幕直前まで問題の絶えないビッグイベントとなった。

 盛り上がらない世論の中、昨年から、コロナ禍に見舞われ、1年延期の道を選択したものの、「何が何でも東京五輪はやる!」の竹槍精神のみで、戦略もなければ、科学的知見もなく、方向を見失った東京五輪の姿がそこにはあった。だが、コロナの感染拡大が止められず、無観客とせざるを得なくなったことは誤算であったろう。しかし、そこには、「中止」の選択肢は鼻から存在しなかった。おそらく、これまでに例のない、良くも悪くも歴史に名を残すコロナ五輪となった。

 世界のメディアからは、日本に対して、賞賛の声あり、批判の声あり、とさまざまだが、ただ言えることは、五輪の普遍の目的である「平和の祭典」と呼ぶにはほど遠く、何とか競技を行ったに過ぎない。日本国民は、海外のアスリートやサポーターと交わることもなく、多くは、不完全燃焼であったと思う。ただ、アスリートの頑張りに感動した人も多く、今は、東京五輪をやって良かったと6割位の日本国民が思っているようだ。

 しかし、良かったと思えるのは今だけで、1兆円超、枠の捉え方次第では3兆円近くにもなる赤字国債のみが残されたことにいずれ気付く。当然、これらは、都民・国民が何らかの形(税金等)で負担しなければならない。東京五輪は、これからの五輪とIOCという組織を考える機会となったことは間違いないが、それにしても、さらなる財政負担を被ることになった。しかも、都民は、維持費が重くのしかかる施設(負の遺産)が増えたことも忘れてはならない。長野五輪の二の前を繰り返してはならない!今回は、徹底的に情報公開を求め、問題があれば責任を取るという普通のことが普通に行われなければならない。国民の皆さんには、これらのことを踏まえて、来る総選挙で投票してもらいたい。

2021/08/05

コロナも五輪も赤信号続きの日本、いつからこんな国に?

日本社会はガバナンス欠如

 新型コロナ対策も、東京五輪開催も、不手際と対応の拙さから、国民の信頼を失ったばかりか、世界からも批判が続出しています。これらの原因は、組織ガバナンスの欠如が招いたものだと思います。何故、こんな国になってしまったのか?いや、元々こういう国であったのか知れません。

ガバナンスよりも、赤信号みんなで渡れば怖くない国、日本!」

 戦前においては、政府は軍の過ちを阻止することができず、戦後においても、誰も自ら戦争の責任を取る者はなく、ただ国民が一生懸命働いて、経済が発展し、暮らしのみが豊かになった昭和でした。

 しかし、バブル経済が崩壊した平成時代には、組織ガバナンス、企業ガバナンスに欠ける日本社会は、進むべき道を見失ってしまいました。今も、戦前・戦後と変わらず、ガバナンスに欠ける社会だと思います。

 以前、よく言われたように、「赤信号みんなで渡れば怖くない!」で、喩え間違っていても遮二無二突き進む国民性ではないかと思います。良いときは良いが、一度道を外れると怖さが拭えません。

恫喝よりも議論と説明を!

 ここで言うところの「ガバナンス」とは、意思決定がシームレスで、合理的で、特定の人・団体の利益とならない状態のことを言います。ですが、今の日本政府は、理論的でも合理的でも科学的でもなく、特定の人・団体への利益誘導中心の政策が主となっています。それどころか、議論も苦手、説明も苦手ゆえ、結果、忖度させて、恫喝して物事を進めようようとするどこかの反社会的勢力と変わらない有り様です。

 今回のコロナと五輪を経験して、しっかりとした国のグランドデザインを創造し、組織ガバナンス強化の図られる政党の出現に期待するしかありません。しかし、選挙まで、後、わずかです・・・?

2021/06/20

新型コロナワクチンを接種しました!

市の集団接種の予約は絶望的?

 5月中旬、横浜市から新型コロナワクチンのクーポン券が送られてきたので、準備万端のうえ、市の集団接種の予約開始時刻に合わせて、ネットでチャレンジしましたが、何度アクセスしても空はありませんでした。「早くて、7月以降かなぁ?」、「毎日アクセスするしかないのかなぁ!」、半ばあきらめかけていました。

6月12日第1回目新型コロナワクチン接種

 数日後、医療機関での接種が始まることをネットで知り、幸いなことに我が家の「かかりつけ医」もその一つに指定されていました。「でも、電話をかけると迷惑だろうなぁ!」と思い、会社帰りに立ち寄ることにしました。夕方6時前にクリニックに到着しましたが、予想に反して、あまり混雑していなかったので、受付でワクチンのことを訪ねていると、丁度、先生が診察室から出て来られて、「中に入って!」と言われたのでそうすると、難なく6月12日の予約が出来ました。「電話が鳴りっぱなしなので、今は切っている!」と先生から聞いて、電話をかけずに伺って良かったと思いました。これでやっと、妻と二人分の予約を取ることができ、ホッとしました。

聞いていたとおりの副反応!

 そして、6月12日に第1回目のワクチン接種を受けました。既に接種を済ませた人から副反応の情報を聞いていましたので、自分で体験してみて、「なるほど!」といった感じでした。注射を打ってから15分位はクリニックに留まっていましたが、その後、買い物のためスーパーに立ち寄りました。少しぼーっとする感じが出てきて、ふらつくようにも感じました。家に帰って昼食を食べた頃には、ふらつく感じは治っていたと思いますが、少し倦怠感が出てきました。何をするのも億劫な感じなので、1~2時間昼寝をしました。しかし、夜になっても倦怠感は治まらず、今度は、注射の後が段々痛くなってきました。
 翌日も、倦怠感は治まらず、注射の跡の痛みも消えませんでした。触ったり、腕を上げたりすると痛みを感じました。しかし、三日目には、倦怠感も痛みも殆んどなくなり、元の状態に戻っていました。妻も、殆んど同じような状態でした。

第二回目は7月3日、早く抗体ができますように! 

 第二回目のワクチン接種は、3週間後の7月3日です。二回目の方が副反応がきついと聞いていますが、2~3日の倦怠感はしょうがないとしても、熱などが出ないよう無事に通過することを願っています。そして、一日も早く抗体ができることを祈るばかりです。

2021/05/30

東京のスマホ料金が世界の都市で2位って本当?

povo」って、「au」じゃないんだ?

 私は、この春(3月下旬)、auのピタットプラン(1G)から、povo(20G)へと変更しました。その理由は、1Gでは容量不足であり、電話・メールはそれほど使わないので、少しでも安い方が良いと考えたからです。また、今は、会社のfihiも使えますが、あと1~2年で退職すれば、それもできなくなりますので、この際、切り替えておこうと思った次第です。

 キャリアメールは、事前にフリーメールへと切り替えてみて、支障がないないことを確認し、また、電話は、かけることが多くなれば、オプションで5分以内かけ放題にすれば良いと考えました。

 それから、2か月近くが経ち、Iphoneのソフトウェアのアップデートがあった際に、何を血迷ったのか、SIM PIN番号を3回間違えたらしく、ロックがかかってしまいました。そこで、ロック解除の仕方を調べて、PUK(SIM PIN解除番号)を入力してから、新しいPIN番号を入力しましたが、何回やっても、PUKの入力画面に戻ってしまい、一向に解除ができません。10回可能なのですが、あと、5回となってしまい、さすがに不安になりました。

 そこで、auのサポートを受けようとフリーダイアルに電話しましたが、暫く待たされて、やっと、つながったと思ったら、「povoだと、一切、答えられません。」との一点ばりで、何か格安料金を導入させられた政府への腹いせを、私が受けているようでいやな感じでした。いや、大いに腹が立ってきました。「何で、auから買った商品のサポートを、auから受けられないんだ?」と、釈然としませんでした。povoauじゃないのか?

povoのサポートは、自動送受信のチャットのみ!

 そこで、povoのサポートを受けるため、povoのサイトに入りましたが、自動送受信のチャットしかなく、私の質問には、どんなに状況を詳しく書いても同じ文章が帰ってくるだけで、話になりませんでした。契約変更がオンラインでしかできないのは、コスト削減のため仕方がないと思いますが、サポートも、自動チャットとは、思いも及びませんでした。その日はあきらめて、次の日にauショップへ行くことにしました。

 次の日、会社の近くのauショップへ行きました。生憎、接客中で少し待たされましたが、ほどなく店員が対応してくれました。そして、状況を説明し、再度、入力しましたが、やはり、同じ状況で、あと4回となりました。すると店員から、このSIMカードはこの機種のものではないようだと教えられて、私は、唖然としました。万一のため、カードがなかったときの対処方法を訪ねましたが、今度は、「povoでは、SIMカードの再発行はできません。」と言われました。またもや、「ここでもしっぺ返しか!」と、愕然としました。ただし、auに戻せば、再発行ができるとも聞いて、少しは安心しました。

日本のイノベーションが進まないのは、複雑な制度のせい?

 家に帰って探してみると、しっかり保管していました。早速、その番号を入力すると新しいSIM PIN番号が登録できました。ハッピー!しかし、テレビニュースでは、東京のスマホの料金は、政府のおかげでロンドンに次いで世界2番目の安さだと報じていましたが、数字だけでは判断できない、いろいろなことが絡み合っているようです。本当に安いのかどうか、わからないなあとつくづく実感しました。日本の3大キャリアにも問題があると思いますが、それを監督する政府にも問題があるということでしょう。こういうことはほかの分野でもいっぱいあるのではないか?このようなことが日本の社会を複雑にし、それらが原因となってイノベーションが進まないのではないかと、日本が先進国から取り残されている理由を、スマホのトラブルから感じた次第です。

2021/05/23

第2回目の「大規模修繕工事計画」が全会一致で承認!

第30期臨時総会(大規模修繕工事計画審議)開催

 本日(5/23)、マンションの臨時総会が開催され、2年近く検討を重ねてきた第2回目の「大規模修繕工事計画」が、全会一致で承認可決されました。建設費の高騰等もあり、予定より工事費が上がったため、修繕積立金の残高では足りず、一時金の徴収を臨時総会に諮りました。

一時金徴収を全会一致で可決!

 私は、今回は修繕委員会の副委員長という立場で委員会を推進してきました、これまで、修繕委員会及び理事会の詳細な議事録を全て回覧し、2週間前には説明会も開催して、組合員の皆さんへの周知に努めてきました。大規模修繕工事の方針と協議の経緯とを、政治家のように口先だけではなく、丁寧に段階的に説明してきた結果の賜物だと思っています。進め方次第では、トラブルになる場合もあると聞いていたので、一時金の徴収についても全会一致で承認され、とりあえず安堵しているところです。

発注者不在のマンション改修工事

 今後の課題は、工事の安全と品質について、管理会社任せではなく、監修に如何に管理組合が携われるかだと思います。とかくマンションの改修工事は、発注者の存在感がなく、工事会社の意識と技量次第という緊張感のない中で行われているように思います。1円のお金も無駄にしないよう、美観の復元と工事の無事を願っているところです。

修繕積立金の改定が必要か?

 また、長期修繕計画を見直し、今後の修繕工事の費用が賄えるかどうか、改めて検討を行う必要があると考えています。今後は、出来る限り一時金の徴収がなくて済むよう、修繕積立金の改定を含めて、慎重に協議を重ねなければと思っています。

2021/04/25

第2回目の大規模修繕が見えてきた!

大規模修繕において不足金発生!

 本日(2021/4/25)、我がマンション管理組合の修繕員会が開催されました。第1回目の大規模修繕のときは、修繕積立金の範囲内で実施することができましたが、今回は、不足金が発生する事態となりました。

 資産価値の維持向上を念頭に、必要な工事に絞りましたが、建設物価の高騰等もあり、資金不足となりました。積立金に合わせて、一部の工事を先送りすることもできますが、余計な経費が嵩むことから、金額よりも工事内容を優先しました。

「責任施工方式」を採用

 発注方式については、いろいろと検討しましたが、小規模マンションであること、また、新築時から現在の管理会社へ修繕を委託してきたことから、管理会社の推奨により、「責任施工方式」を採用することにしました。この方式は、下請け工事会社から相見積もりをとり、その中から選定した会社の工事価格に、管理会社の監理費をコストオンさせるというものです。

一時金を徴収!

 不足金の資金繰りについては、修繕委員会で協議を重ねたきましたが、本日、全員一致により、一時金を徴収することで決定しました。一般的に一時金の徴収は、普通決議(過半数の賛成)で容易に成立しやすいものの、トラブルに発展しやすいことから敬遠されているようで、圧倒的に銀行ローンが多いとのことです。

 そのため、臨時総会に諮る前に説明会を開催し、一時金の徴収を含めて大規模修繕計画について説明し、皆さんの意見をお聞きすることにしています。いずれにしても、将来を見据えた修繕積立金の見直しをする必要に迫られているようです。今年の後半は、管理会社には任せて置けないことが山ほどあるようで、忙しくなることだけは間違いなさそうです。(少し憂鬱かな!)

2021/03/21

クラシックコンサートでのコロナ感染リスクは、ほぼゼロ!

クラシックコンサートは安全!

 先週、半年ぶり(昨年9月のみなとみらいホール以来)にミューザ川崎シンフォニーホールで開催された東京交響楽団による名曲全集コンサートに出かけました。前半は、ピアニスト藤田真央との共演もあり、迫力のある生演奏を久しぶりに堪能しました。新型コロナの入国制限により来日出来なかった指揮者のジョナサン・ブロクスハムに代わって、日本滞在中のカーチュン・ウォン指揮での開催となるなど、コロナ感染が収まらない中での公演とあって少し不安もありましたが、観客の皆さんが、スタッフの誘導に整然と従い、演奏前後も会話を控え、静かに鑑賞する皆さんの姿を見て、安心して一時を過ごすことができました。
2021.3.13 名曲全集ポスター   2021.3.13 ミューザ川崎

 販売予定のチケットは完売していたそうですが、観客数は700~800人(満席時の7~8割?)と聞きました。入り口では、マスクの着用、検温、消毒、非接触によるチケット切りなどが整然と間隔を空けて行われました。演奏中は勿論のこと、休息中であってもホールの内外において会話を控えるようアナウンスがあり、皆さん、良く守っていたと思います。これだけ人が集まっても、マスクをし、会話を控え、消毒を行っていれば、感染リスクは、ほぼゼロではないかと思いました。

ウイルスを飛散させない!吸わない!

 政府や自治体が、有効な感染対策を講じられない以上、我々国民が、自助・共助で感染対策をするしかありません。1年以上経ってもほとんど学習の成果が見られないし、ワクチンも発展途上国レベルですから。しかし、国を批判しているばかりでは自分の身は守れません。人の移動と密を避けることが最善策のように言われていますが、その根底にあるのは、ウイルスを飛散させない、ウイルスを吸わない(上気道(目・鼻・口)に付着させない)ことに尽きます。そのためには、不織布マスクを出来る限り隙間をなくして着け、他人と至近距離での会話(特に大声では)を避けることしかありません。そうすれば、上気道に付着するウイルスを減らせて、万一、付着しても、我々人間が本来持っている免疫力によりウイルスに対抗する(抗体を増やす)ことができます。そして、より安全のために、手の消毒と嗽を心掛けること、常に外気を取り入れ(換気)てウイルスを拡散(希釈)することです。

飲食店は、密にならないレイアウトと飛散防止板の設置、90分時間制限を徹底!

 若い人や基礎疾患のない人は、それらを心掛けていれば、日常生活においてはそれほど行動制限をしなくても大丈夫と思いますが、問題は、飲食店などにおいてマスクを外したときです。日本の飲食店は、テーブルが小さいうえ、間隔の狭いところが多いので、どうしても感染リスクが高くなります。しばらくは、テーブルを繋ぎ合わせるなどして、向かいの距離、左右の距離を長くし、アクリル板等で前・横を仕切るなどの物理的対策を図ったうえで、90分(酔い過ぎない程度)の時間制限を設けるのが良いと考えます。そして、大声でしゃべる客には店側が注意をし、客側は、そうしない店には行かないことが最も有効な対策ではないかと思います。自治体は、営業時間短縮を要請していますが、一人一人の飲食(飲酒)時間を制限する方が、より効果的だと思います。これからは暖かくなるので、屋外の積極的利用や扉・窓の開放も重要な感染防止策になります。

高齢者や基礎疾患のある人は、大声を出す人には要注意!

 ただし、我々高齢者や基礎疾患のある人は、出来るだけリスクを減らす必要があります。出かけるときには、マスクを身に着けることは当然ですが、他人と長く向き合わないこと、大声を出している人からは離れること、大勢の人が集まるところは避けることが肝要だと思います。ただし、専門家によると、大勢であっても外気に開放された場所での感染事例は無いとのことです。これから良い季節になりますから、散歩などを楽しみ、鬱にならないようこの非常事態をやり過ごしたいものです。

2021/02/21

世帯主制度の廃止と夫婦別姓選択の自由を!

女性蔑視発言」は森喜朗個人の問題ではなく、日本社会の根深い問題

 この数週間、東京五輪組織委員会前会長森喜朗氏の「女性蔑視発言」に揺れ動いた日本ですが、新会長に前五輪担当大臣の橋本聖子氏が登用されても、本質的な問題は何も解決していません。ただ、新会長に女性が着任されたということだけで、世界のマスメディアからの攻撃をかわしたに過ぎません。私は、これで良しとする日本社会全体が問題だと思います。それだけに問題の根深さを感じます。

世帯主制度の撤廃を!

 現代の日本社会は、法制度上は基本的に男女平等となっていますが、日常生活においては、男尊女卑の思想が、千年以上の長きに亘って国民の意識の中に受け継がれています。これを排除するためには、徹底した社会制度の見直しが必要ではないでしょうか!そうでなければ、人々の意識は未来永劫変わらないと思います。その最たるものが、家長制度に基づく世帯主制度です。これは、お父さんが一番偉くて、そこの家人を管理するといった封建制度の名残りだと思います。今回のコロナ禍においても、給付金が世帯主に支給されたため、特殊な事情を抱えた女性にとって問題となりました。このような家長制度の考え方に基づく諸制度を全て撤廃しなければ、国民の意識は変わりません。

夫婦別姓選択の自由すら決断できない日本!

 また、夫婦別姓の選択についても、久しく議論されてきましたが、一向に動こうとしません。兎に角、日本は何でも動かない。強い外圧でもなければ変わらない、変えられないといったように柔軟性に欠けています。失敗を許容できない国民の度量の無さがそうさせるのかも知れませんが・・・? 話が少し逸れましたが、こういった簡単なことから変えていかない限り、日本人の意識は変わらないのではということだけを申し上げたい。